昨日もスコッチ文化研究所内にあるウイスキースクール西麻布で
今回は2週間前に行われた テイスティング基礎講座
” ピート由来の味わい、香りを把握する ” の続編的な位置づけで
スタンダードボトルをテイスティングしたのに対し
今回は普段なじみのないカスクストレングスや
ビンテージ、過去の限定品などがセレクトされていて
飲んだことがないボトルでも蒸留所で使っている麦芽の個性や
造りの違い、熟成樽のプロフィールを理解・把握していれば
アイラモルトの利き酒はけっこう簡単なんだよ、ということがわかりました。
また、Whisky world 誌でテイスティング記事を担当している
谷嶋氏とひとつのボトルの風味をすり合わせてゆくことで
この風味はどういうことばで香味表現されているのか?
というのを目の当たりで理解することができ
今後のウイスキー選びにたいへん役立つ講座となりました。
今回は4名というちょっと寂しい人数でしたので
それだけにテイスティング内容を発言する機会も多く
そりゃ、的外れなことを言って恥かきやしないか !? とヒヤヒヤもしましたが
Step1 であらかじめ準備をしておいたのが幸いしてそんなこともなく
利き酒もラガブーリン12年オールドボトルとアードベック オールモースト・ゼア
の比較はおおいに悩みましたが結果すべて当てることができ
今回も実り多いテイスティング会となりました。
講師の谷嶋さん、受講者のみなさん、ありがとうございました。