交通業界人の勉強会が池袋であったので
こりゃ幸いと二次会にも出ず北口のジェイズバーに直行。
気になっていたボトルがあったのだが
オーナーバーテンダーの蓮村さんが
なくなりゃしないかと心配で。。
グレンエルギン 1975 37年 雪跡
friendship bottling for KINKO & THE BOW BAR 42.1%
わたしのFBでのウイスキーのお友達はほとんどのみなさんは
ボトラーズといってもいい鹿児島の酒屋さん、酒のキンコーさんが
札幌のBOW BAR さんの紹介を書いてるのをご存知だと思いますが
これはその名のとおり南北二店のフレンドシップで生まれたボトルです。
立ち香はかなり強いエステリー。
強く甘いネーブルオレンジのような芳香ですが
あくまでそれはやわらかく強い。
味わいはアタックでやわらかい麦の甘さ
後半~余韻に向かう途中にはモォ~っとした独特の味わいがある。
淡く甘くモォーっと上顎を通り抜けます。。
これはお隣で一緒に飲んでた方もカンジたようですが
どうも蓮村さんにはうまく伝わらなかったようです。
答え合わせでジェイズバーの紹介記事に戻ってみたところ
カンロ飴からタマネギの外皮に変化するとあります。
なるほど!
高校生のときにカレーが売り物の喫茶店でバイトしていて
何千個というタマネギの皮をむいて涙を流しましたが
あの香りの中にはエステリーというニュアンスも存在するかもしれません。
それはバーボン樽の木香の中にも存在する香りのような気もします。
そんなわけでとてもよい経験になったボトルでした。。
しかしながらこの写真も表題の写真も導入したばかりの iPhone 5s での撮影
しかもこの画質、時代は確実に進歩してますね。
これはBARでの撮影に威力を発揮してくれそうな相棒です。。