日常酒にピートのキいたのがなくなったので
最近のものには好印象を持っているブルイックラディの新製品
ポートシャーロット スコティッシュバーレイを買ってみました。
テイスティングノート
香り ピートを最大級と思われる40ppmも炊いているせいか
抜栓直後はピーティーな香りのみが支配する
が、そこまで極端なのは抜栓直後だけで翌日からは落ち着く
逆にわたしのようなピート教信者は抜栓日を神聖な日として
時間のある日にゆっくりとミサを行うべき
アイラの呪いが解けてからは鉄の金属臭、夏ミカンが徐々に開放される
味わい ピートの強いウイスキーにありがちなあまったるい麦ジュース
それがアスファルトのベールを被っている
ハナに少々夏ミカン系の柑橘が抜けるか
ピートが落ち着いてからは奥に樽のニュアンスもわかるようになる
余韻 胸に熱いなにかがしばらく留まる
白州ヘビリーピーテッド2013にも同様なものをカンジたのですが
ピートの強いウイスキーにはスモーキーさと同時に
奥に麦ジュースの甘さを感じる傾向があると思います。
マリアージュとしては厚切りベーコンのチーズ焼きや
帆立のバジル焼きなど試しましたがやはり海のウイスキー。
内から潮辛さ、海風の甘い香りが際立ってきます。
わたしがアイラ系を好きなのはやっぱり離島で7年暮らしたせいなんでしょうか?
アスファルト系のピート風味というのは小型船ばかりの離島の港では
ジーゼルエンヂンの排気の香りを強く感じることから
ポートシャーロット港もやっぱりそういう漁港なのかな?
とも思いを馳せました。。