赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

RAILWAYS これも呑みテツ?

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更新滞りました、反省です!
 
さいきん、テツ仲間のあいだで ”もう見た?”とちょっと話題になってるのが
映画 ” RAILEAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 ” です。 
ストーリーはもうサブタイトルのまま。49歳で大手電気メーカーの取締役就任を目前にした男・筒井が
島根の母親の病気を期にバラバラになりかけていた家族の絆を取り戻し、ひょんなことから子供のころの夢
故郷の一畑電車・バタデンの運転士になってしまうなさそうで最近千葉の方で似たようなことのあった?
物語です。
 
感想! 鉄道描写がすばらしい!  この空前の鉄道ブームといわれる世の中にこういう映画をぶつけてくる。
なんという勇気のいる企画なんかなぁと思って見に行ったのですが、公式サイトに出てくる冒頭のデハニ出庫
のときに光が差し込む描写、故郷に駆けつける筒井と娘の乗ったサンライズ出雲が急カーブでヨーダンパ
傾かせる瞬間を狙って緊迫感を1秒で表現したシーン、そしてエンドロールの空撮を駆使したデハニの走る
田園風景、たかだかデハニが走り去る姿を執拗にこだわってクレーンカメラでひねりを加えながら追ってゆく
シーン etc...
はあ~ 車両の写しかたで乗っている登場人物の心情なんか描けるんだ! と。
 
映画の主題である仕事人間が壊しかけてしまい、母親の病気をキッカケに再構築する家族の絆の描写も
中井喜一のメリハリの効いた演技、本仮屋ユイカの体当たり的な演技、高島礼子のやわらかさで
これが意外にしっかり描けており同年代としては考えさせられるものがありました。
(まあ、考えてもひとりもんだから意味ないんだけどねー)
 
映画には絶対映画館で見なくてはいけないのとそうでもないのがあると思うのです。
たとえばTOPGUNなんかは戦闘機の迫力が14インチのTVでは伝わらないわけで前者。
人間物語なんかはその必要がないので後者と思っていまして、この作品は後者と思って見に行ったのですが
いやいやなんの、これが前者のほうでした。
どういうことかというと、新宿ピカデリーにあるシネコンの中途半端な大きさのスクリーンに映るデハニが
ちょうど実物とおんなじくらいだったんですよ!
もう公開から1ヶ月ばかりたってるんでもうすぐ終わりです、まだの人は急いで見てください!!
 
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Lサイズのビールをガブガブ呑みながらみたので、コレも呑みテツってことで!?
 
※ 映画のポスターがピカデリーでは撮影失敗してしまったため表題のポスターは秋葉原某所で撮影しました。