すこしまえのトワイライトExp.のまとめのコメントの中に書いた
”そのときどきのテツ旅を1枚で表現できる写真を貼っていきたい”というなんの気なしに書いた一文にです。
わたしもそれを目標にしたいとのありがたい言葉。こんな始めたばかりの拙いブログになんともったいない・・・
じつは最近、過去の旅のネタをひっぱりだしてばかりのこのブログに、”こんなんでいいのか?”
という自問自答がありまして少々迷っていたところだったのですが、軽やかに日常生活と鉄活を表現する
ユキンコさんにこのような言葉をいただいたことでこの迷いがなくなりました。
日常の移動だって立派なテツ旅。 過去の旅だってもちろん然り。ぜんぜん関係ないネタばっかりじゃ困るけど
なんとかテツ旅と絡むんなら深く考えなくたってOK! そんなカンジで出発進行!!
ユキンコさんのブログ ゆきの結晶 < http://heart-choco.cocolog-nifty.com >
なーんていっといていきなり鉄道とカンケーないセブンイレブンの鰻弁当の写真です。
いやいや、鰻は私のテツ旅と切っても切れないネタつながりがありまして徒然なるままに箇条書き。
< 大きな忘れ物 >
私共の業界では大きな忘れ物といえば拳銃のことです、隠語です。
そうではなく。 以前にモンタボーというベーカリーチェーンでSVを勤めていたことがあるのですが
たまには名古屋支社や仙台支社に応援、そのときの出来事です。
名古屋の帰りはこだまでのんびり呑みテツ旅。浜松で途中下車してかならず鰻弁当を買うのが大事な習慣。
で、ホームに降りた瞬間に全身に走る大きな違和感・・・ 腰についているハズのキーホルダーが・・・
チャリンといわない、どっかに落としたか! ちがいます、名古屋までクルマで来てたのデス!!!!!!
それを忘れて新幹線に乗って帰ってしまった、信じられます!?
大急ぎで鰻弁当も買わずに名古屋にとって返し支店のビルのガードマンから鍵を受け取って
地下駐車場に向かうと愛車のBMWが寂しそうにたたずんでおりました。
< 箱根の名店>
しかし、行きたいという願望の30%くらいは鰻の名店、”友栄” に行きたいからかもしれません。
というリクエストがあったのですが、年間でいちばん忙しいシーズンだけに予約できず ×。
幹事としては重い気分で当日の混雑状況を電話で聞くと ”到着する時間に合わせて席を用意します”
といううれしい返事! ここは接客もピカイチなのです。
友栄の特徴はふたつ。まず鰻は希少な青鰻で料理はモノクラス。つまり並上特上というのがありません。
そんなことは気にしないでおいしい鰻を味わってほしいという願いなんだそうです。
もっとずーっと高いお金を出せばここよりうまい鰻を出す店はあるんでしょうが
2500円の鰻に限定すればここは日本一なハズです。
脂ののった鰻が口の中でホロホロする感覚といったらもう・・・ あじさいのときは仲間から歓声が上がりました!
もうひとつの特徴は肝焼き。巨大な肝。普通のキモの玉は子供の小指の第一関節くらいじゃないですか?
友栄のは大人の親指の第一関節くらいあります!! 細い鰻のどっからこんなもんが出てきたのか?
味もすばらしく、上品でほのかな苦味、なまめかしい弾力、添えられた卵黄と絡めてたべる濃厚な味わい・・・
ここには地酒の十四代があるのですが、その肴としてはこの肝焼き、サイコーな逸品です。
友 栄 < http://www15.ocn.ne.jp/~tomoei/ >
< 500系新幹線 >
そのリトルTGVのふうた駅長見習いは500系新幹線のことを ” ウナギさま ” とのたまいます。
うんうん、いわれてみればあのウネウネとした質感、たしかにウナギチックではありますな。
あの店ではいろんなお酒とか料理を鉄道車両にたとえてますが
昨夜はその ” 500系新幹線” という名の鰻丼のような料理を出したとお店のブログに書いてありました。
< 名誉挽回 >
トワイライトエクスプレス旅ではほとんどの料理を新しいケータイのカメラで撮ったのですが
ひどいブレブレばかり。こいつは使い物になんないのか? といろいろ検証した結果
撮り方のコツみたいなものを掴みました。 その成果が標題の写真です。
鰻タレのしっとり感、鰻のふんわりした質感、飯粒も精密にマクロ撮影できています。
要はトワイ旅の写真は私がベロベロに酔っ払ってただけのことだったのかな?
やれやれ、ヒマにまかせて書きまくりました。
公共交通の現場当直がヒマというのはたいへんよいことです。(安全運行ができているということです)
さあてと、セブンイレブンの鰻弁当でも食べて、交代まであと6時間ひとり やれやれ・・・
こちらは友栄のうな重です。肉厚な雰囲気が伝わるとよいのですが・・・
こちらがその ” 朝割き肝焼き ” です。 卵黄と玉の大きさを比較してみてください!
あまりに大きく、その奇妙さにおもわず写メに興ずる仲間デス。