赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ウサギ印の白いロマンスカーで初詣!

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先週末、西武新宿線界隈のもつ焼き屋に夜な夜な集まる、いつもの呑みテツ仲間7人で
箱根神社に初詣に行ってきました!
アシに使ったのは小田急の誇るしなやかな今年の干支であるウサギのように白くて美しいロマンスカーVSE。
しかもうれしいことにこの時期は期間限定で HAPPY NEW YEAR 2011と書かれた特製ヘッドマークつき
こういう細かい気遣いがキチンとできてるのがサービスのよい小田急らしいところです。
パワースポットブームの昨今に小田急のドル箱である箱根にこの時期に参拝する乗客のハートを鷲?み!!
白地に赤丸なのでなんともおめでたくてよい雰囲気であります。
なおこのウサギ印、” 青いロマンスカー ” ことMSEにもオレンジ色の同様なマークがあしらわれていました。
 
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新宿駅小田急地上ホーム
 
ガキじゃあるまいし展望席?
なんていってたメンバーも
座ってしまえばこの表情!!
テツの血は争えないモンです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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しかもこの嬉しそうなカメラ氏ホンモノのT急の運転士です。
大人もうれしいんだね展望席仕事中に苦労して予約した
カンジとしてはうれしい瞬間。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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横のホームには今月で引退する小田急5000系の姿が。
私にとっては昔、本鵠沼から
藤沢でスイッチバックして
相模大野で小田原から来た
車両に増結して毎日原宿まで通勤した思い出の車両。
タテ書きの行き先表示が
個性的な車両です。
ロングシートの角度が急で
寝るとクビが痛くなったのも
いまでは懐かしい思い出。
 
 
 
 
                   

” 初詣なんだからあんまりベロベロに酔っ払っちゃダメだかんね! ” というカンジの注意もまったく気にせず
ワインのボトルは出るわ大吟醸の四合壜は出るわ。たった1時間24分なのに呑むは呑むは・・・
終点の箱根湯本に到着すると、古01氏が全員分購入しておいてくれた
箱根登山系の箱根旧街道1号線きっぷを駆使して行動開始。
まずは箱根登山バス箱根神社に全員で参拝。
 
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1月もまだ16日ということで
本殿には4列で祈願の列が
でき、境内はおみくじやお守り
を買い求める参拝客で賑わう
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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数日前の寒波による
雪が残る境内。
 
他のメンバーは普通に参拝
したあとに日帰り温泉施設に。
私は毎年恒例ですが
玉串を納め、裃をつけて
正式参拝をいたしました。
箱根神社がおまつりする
ニニギノミコト天孫降臨の際には稲穂を持ってこられた
ことから広義ではお酒の神様
でもあり、樽が祭られてます。
 
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参拝後は茶屋の甘酒で
カラダを暖め、バスで20分程
という日本一、世界第2位の
急勾配に横の写真のような
釣り掛け式の旧型車両で挑む
箱根登山鉄道で下山する。
なんと車齢61年目!
他の鉄道会社には
もっと車両を大切にしなさい!
といいたい・・・
(写真は宮ノ下駅
 
 
 
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外観もキレイだが
乗ってみても古臭さとかボロさ
汚さなどとはまったく無縁。
よく手入れや清掃が行き届き
しっかりとリニューアルもされ
古きよき昭和のイメージが
丁寧に守られている印象です
私の生まれ育った地元に
このようなすばらしい路線が
あることを誇りに思います。
 
 
 
 
 
 
さてさて、別行動になった部隊は17時に再集合の段取り。
場所はかまぼこの街の箱根風祭にある鰻の名店 友栄。
希少な青鰻をリーズナブルな価格、最高の技術、卓越した接客で提供するウチのメンバーが大好きな店です。
3年前にわたしが初詣に行ったときに偶然見つけ、その後はことあるごとに通っています。
 
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鰻の身の旨さもさることながら
友栄の名が世に轟くひとつが
この 青鰻の肝焼き。
旨いモノには必ず旬があり
夏にいただいたときよりは
ひとまわり小振り。
がしかし、添えられた卵黄と
比較すればそれでもデカイ!
しかもむしろその味は濃く
なっているカンジすらして・・・
今回はこの卵黄もなかなか
もって濃厚なおいしさ。
どんなタマゴなんだろう?
また、提供される稀代の銘酒
十四代・中取り純米吟醸との
コラボは絶品です!
 
 
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で、こちらが本体。
やや小振りではありますが
ふっくらとした食感。
箸がかんたんに入る柔らかさ
口にフワッと広がる旨み
濃すぎず鰻の味を邪魔しない端麗で上品なタレ。
これが食卓に乗ると
味にウルサイうちのメンバーも
” カニ状態 ” で無言で
食すのであった。
 
 
 
 
 
 
                   

鰻の旨さに舌鼓を打ち、放心状態になりかかっていた一同をテツ旅のリーダー的存在の古01氏が
” そろそろ帰りの電車、キビシくなるよ! ” の一言が我に帰らせる。
これだけの味覚なのにそのリーズナブルな価格に3度驚きながら登山鉄道風祭駅から箱根湯元に向かい
再び白いロマンスカーに乗って、帰りは4名はサルーンルームでこれまたチビチビやったり
3名はまたまた展望席でホンモノのウテシ氏に標識や信号を解説してもらいながら帰京したのでした。
 
 
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帰りの箱根湯本駅を発車しようとするウサギ号ロマンスカーVSE
 
 
鰻食べに来たんじゃないかんね!
初詣にきたんだよ! こんかいは!!
 
 
朝からマル一日呑んで食べ、明日は月曜なんだから普通に考えりゃまっすぐ帰るのに
そうしたのは1名だけ。残りは ” 近所だから ” と、いや町田の人もひとり混ざって
           また当然のように沿線のもつ焼き屋に寄って帰りました。                 
こりゃやめられんな、ことしも呑みテツは・・・ 笑