赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

日経新聞はテツ向きです 幻の沖縄鉄道跡をゆく

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きょうは会社で当直です。 夕方には業務がほぼ終了しウェブで遊んだり新聞を読んでから仮眠するのですが
朝刊におもしろい記事を見つけたので紹介しときます。
この方、裁判官でありながら乗りテツで国鉄全線完乗。さらに私鉄もいっちゃったようなのですが
完璧を期すために、なんと南大東島さとうきび運搬用鉄道にも乗ってしまったというのです。
この南大東島、わたしが夏場は沖縄の座間味島でダイビングインストラクターをしていた時代に
絶海の孤島、港はなくクレーンで断崖絶壁から船を上げ下ろしするこの凄い島を知りました。
速い流れの中で日本ばなれしたダイナミックなドリフトダイビング(泳がずに流れに身を任せて泳ぐ!)
が主体という魅力的なスタイルに引かれ、一軒キリのダイビングサービスに自分を売り込んだのですが
” こんなキビシイ自然環境で年間開催率も低く、人を雇う余裕もない ”といわれ残念な思いをしたものです。
そのときにここには日本版シュガートレインがあることを知ったのですが、それに乗ったとは・・・
 
そんなわけで座間味勤務が終わったあとはしかたなく沖縄本島に活動の場を移しました。
そこのサービスは各地のホテルへの送迎がひじょうに多く、おかげで沖縄中をワゴンで訪れることができました。
鉄道のない沖縄なのですが、そのときに道案内の目安になるのが ” 嘉手納ロータリー ” や ” 与那原の広場”
といった大きなランナバウトのある場所で、年配の船長から ” あそこは昔、駅だったんだ ”  と聞いたのですが
それがなるほど! この文中の軽便鉄道(ケイビン) のことだったんですね!
軽便鉄道というと我が故郷の熱海にも豆相人車鉄道という人力で始まって、後にSLナローゲージに発展した
鉄道があり、なんとも親近感を感じます。 まさか沖縄でテツの素地を作っていたとは思ってもいなかった・・・
 
この豆相人車鉄道というのは現在の東海道本線、小田原~熱海間の礎となったものなのですが
これにはたいへんおもしろい話があるのでまたこんどアップします!
 
文中には現在のゆいレールのことについても書いてあるのですが、
こちらは私が那覇を引き上げるときにはまさに高架が建設中。
ひさしぶりにまたいってみたいもんです。
 
島酒とシークワーサーで呑みテツしながらね!
 
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     きょうは社説も鉄道の話題でした、ほんとに日経って意外に鉄道ネタが多いんですよ!