８月末にわたしが主催させていただいた富士御殿場蒸留所バスツアーの際に
サロンバスのなかでみんなで飲んだら楽しいだろうなぁ、と持ち込んだ
オールドボトルのTEN DISTILLERIS ですが、ちょっと持った際に
コルクが ” ！ ” なことになりましたので風味が抜けないウチに
テイスティングしちゃいます。 いそげー！
テイスティングノート
外観 色
やや濃い目のゴールド やや曇っている 輝きもあまりない
香り
立ちはふつう おだやかに語りかけてくる印象
トロピカルフルーツ、パイン 古木香 バニラ
置くから銘木、黒檀、伽羅 英国家具
味わい
アタックでキャラメル バニラ
真ん中で乳酸菌飲料、マミー
ハナに抜いてパイナップル
余韻
短い、フルーツシロップ
オールドボトルということで若干、抜けてしまったせいもあるのか
全体的に線が細い印象。
おもしろいのは長熟ミズナラ樽原酒にあるような
黒檀、伽羅、パインの風味があることです。
が、この時期に富士御殿場蒸留所にそんな長熟樽があるわけもなく
これはおそらく、トロピカルなモルト＋1stフィルのグレーン原酒÷２ ？
なのではないかと推測します。
だとすれば、現在バリエーションの少なくなってしまった
キリンのラインナップにこういう高級ブレンデッドがあっても面白いかなぁ、、
とも思うのですが、田中さん、いかがでしょうか！
このボトルは明治生命１１０周年記念とラベルに書かれています。
記念のノベルティだったんでしょうかね。。
