赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ウイルソン&モーガン ハウスモルト テイスティングノート

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実は買ったっきり忘れていたボトルです。

昨夜、Facebookの仲間が蒸留所非公開のシングルモルトですがどこだろう・・・
とアップしていたのをキッカケに気になり、探し出してみました。
イッパツ利いてみましょう、当たるも八卦、外れるも八卦

テイスティングノート
外観 色
濃いゴールドからコハク、赤みもある 輝きまあまあ 粘性よい

香り
立ちはよい 湿ったウェアハウスの中にあるクリアなアップルジュース
ピートのニュアンス、湿った灰 奥から酸えた土

味わい
アタックで焼いた樽のニュアンス、渋、硫黄っぽさ
ドライフルーツ、干し葡萄 甘いピート
後半かなりスパイシー 

余韻
ドライ、スパイシーが長く続く 粉っぽい

BORN ON ISLAYとあるようにアイラのどこかです。
アイラの利き酒はレギュラーラインなら難しくないのですが
これはシェリー系を含んでいるのでちょっと難しくなります。
が、硫黄は軽いのでオールシェリー樽ではなくバッテッドのように思います。
(ラベルから2つの樽をバッテッドしてることがわかります)
まず、樽のニュアンス、スパイシーが強いので2ndフィル、3rdフィル中心の
カリラとラガブーリンはナシ。シェリーにしては概観の赤みもやや薄め。
樽のバニラとヨードがないのでラフロイグはナシ。
味わいで 甘さ、ヨード、の二段構えもないのでアードベッグもナシ。
この価格でポートエレンはナシでしょう。(たしか5000円しなかった)
ブルイックラディとキルホーマンも現在ボトラーズリリースは考えがたい。
じゃボウモアは?樽の風味は考えられる範疇ですが
あまりボウモアでリンゴを取った経験がないように思います。
で。 トップノートのリンゴフレーバー、後味の粉っぽさを取ると
ここはピートタイプのブナハーブンがわたしは妥当かと思います。
しかし、ちょっとライトボディだけどこの値段でこれだけ複雑なら
う~ん、これはなかなかお買い得ボトルだったなぁ・・・