赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

テイスティング技術向上のためのテイスティング会   ” ノンテーマ ”      スコッチ文化研究所

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先月は休講だったスコ文研のセミナーに参加してきました。
毎回のテーマについて事前発表ナシなのが特徴のテイスティング会ですが
なんと、とうとう今回は ” テーマそのものがない! ” という異例の回!!
通常ならば途中でテーマが発表され、その流れで後半を当てられるのですが
これでは完全に最後までヒントなし! です・・・
今回取り上げたれたウイスキーは以下のとおり。

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1・2はボトラーズものですからもともと当てにくいのに加え
さらに1はウエストポートのシェリー樽ですから当たるわけナシ!
おまけにいつもやらかすシェリーのロースト感を
内陸ピートと間違えるのをまたまたやらかしてしまい、
クラスでひとりだけの大ボケ。
2は珍蒸留所のブラウスですが、講師のお気に入りだということ。
3はいまをときめくベンリアックですが
どちらかというと果実よりは花の香り。
ちょっと平凡なベンリアックでした。
4はドイツ向けのグレンモーレンジDB。54.1%のカスクストレングス。
やはり最初閉じている印象が高く、
徐々に熟したリンゴや樽の甘いニュアンスが開いてきて、
これはかなり好印象でした。
5がアードベックのルネッサンス
アイラのDBは見分けがカンタンなので
今回、唯一ブラインドで当てることができました。
色が薄いのでラフロイグボウモアはなし。
色の薄い残り3つのうちカルキ系の薬品臭がないからカリラもナシ。
残るラガヴーリンアードベッグはどちらもピートのニュアンスを
総合的に持っていて、このボトルはそういう香り味わいなので
そのどちらかという判断でしたが
後者は甘みが先に立ち、追いかけてピートがやってくるのを
あらかじめ見極めポイントとして知っていたので
難なくアードベッグを挙げることができました、やれやれ。。
どうやってもモルト歴2年は隠しきれず、
ちょっとボトラーズや企画モノがやってくると
すぐに素人のドタドタになってしまいます。
この真夏も安易にハイボールばかりに走らず、
しっかりと経験値を上げていかなければ、
とあらためて思った夏の日の午後でした。。

※ DB=ディスティラリーボトル
   どうやらオフィーシャルという呼び方はしないようにするようです。


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