年末から大風邪をひいてしまったり
秩父蒸留所、信州マルス蒸留所見学の幹事で準備に忙しかったり、
重い花粉症でハナがやられていたりしたこともあり、
いろいろいいモルトウイスキーを買ってはいたものの開栓できずにいました。
が、夏になればまた氷を浮かべたバーボンになっちゃうので、
そろそろいまのうちにモルトウイスキーもいくつか開けておきたいと思います。
まずは日常酒になるかも？ということでリッター瓶のボウモア ゴールドリーフ。
テイスティングノート
外観・色
濃いめのゴールド、輝きよい 粘性よい
香り
立ちは普通～ややよい 穏やかにたたずんでいる印象
フルーティー、熟した紅い果実、リンゴ ピートのニュアンス、炭、木炭
奥から味噌 すこし酸っぱいにおい べっこう飴 バニラ
味わい
アタックでちょっと薄いカンジ 追いかけて樽のニュアンス、ライトなスパイス
舌に広げてここちよい樽の渋 後半は酸、クリーム
呑み進むとココナツ、すこしトロピカルフルーツ、橙色の果実
余韻
やや長め、酸・渋をひきずり暖かい ヨードのバック
ラベルにＦＩＮＥＳＴ ＯＡＫ ＣＡＳＫＳ とあるように
ファーストフィルバーボン樽を売り物にしたモルトウイスキー。
わたしの持論にピート風味と樽風味はなかなか両立しにくい、、
というのがモルトウイスキーの場合はあります。
ボウモアといえばアイラなのでピートのイメージがありますが
そういう理由でこれに限っていえばメインテーマは樽のニュアンスであり
ピートを期待するとやや肩透かしを喰らうかもしれません。
ゆっくり呑み進むとけっこう細いボディながらも
徐々にトロピカルなニュアンスも現れてくるので
リッターボトルだし、ケチケチせずに飲みたい１本です。
シーフードとのマリアージュも試してみたく思います。
ボウモア ゴールドリーフ
