神田祭２０１７ テイスティングノート

立ちはよい
しっかり語りかけてくる
なにかがひっかかりつつある
クリーム バイオレット 穀物の殻 
グレーンが主張している
おせんべい

アタックはやや刺激的 
甘さのつぎに樽渋 
徐々に広がるドライなカンジ
ピートのニュアンス 軽くロースティ

余韻は長い モルトが多い印象
キラキラスパイシー 潮 おいしい塩

いままでの一連の企画ものハイプルーフとは
全く構成が違う印象。

重みがあり、かなり複雑で飲み応えがある。

これも一連の企画ものハイプルーフの一角で

実際、データシートを見せてもらったところ

ホワイトラベルとおなじく北米産グレーンウイスキーをベースに

世界五大ウイスキーが全てブレンドされており

それをメイカーズ樽でマリッジしたもののナチュラルカスクストレングス。

が、いままでのシリーズものとの違いは

冒険を恐れずにいえばピートがいると思う。

それなりに時間が経ってもそれほど香味的変化は少ないことから

モルトウイスキー原酒の比率は高いのではないか。

おそらく秩父蒸留所のブレンデッドはこの１本をスタートに

そろそろ別展開が始まるのではないかと予感する。