赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ダンカイテイラー SeaBass テイスティングノート

イメージ 1


いつもお世話になっているプロショップの洋酒担当さんが代わったということで
仕事帰りにご挨拶に行ってきました。
さっそく名刺代わりにいろいろおすすめいただいたのですが
いかんせん庶民の懐なのでなかなかハイどうも! というわけにいかず
かなりお困りのご様子なのが申し訳なかったのですが
そんな中から彼が気に入って1本買った中から試飲してもらってるという
ダンカンテイラーのブレンデッド、その名もシーバス!
プラカップの試飲でも充分なフルーティー感があったし
なによりその彼の情熱が嬉しくて、しかも6000円チョットという
庶民にはありがたい大丈夫価格だったので1本頂いてみました。



テイスティングノート

外観・色
ゴールド 輝きはまあまあ 粘性よい

香り 
立ちはとてもいい 積極的に語りかけてくる印象 
トフィー よく熟したリンゴを絞ったジュース かすかにべっこう飴
奥から水飴 溶剤 柑橘、瀬戸内海のレモン

味わい
アタックで複雑な甘さ 追いかけてバニラ 樽からのスパイス
後半アルコールの刺激  オイリー ドライフルーツ、プルーン 微かにコーヒー

余韻
上顎にそれなりに長い フルーティーな甘さ ドライプルーンの果肉感

いちおう現役のプロダイバーなので釣りには疎くても
サカナを模したこのラベルにはチョット惹かれてしまいました。
よく考えれば18年という長熟ブレンデッドを抱えるのは初めての経験。
飲んでいるあいだ中、ずっと心地よい甘さをキープしてるのは
これもやはり18年以上のグレーンウイスキーがよい仕事をしてる印象。
グラスに注いですぐの印象は上に書いたとおりですが
ブレンデッドらしく時間が経って印象が変化してしまったあとも
1sfフィルシェリー樽原酒の仕事でしょうか、ドライプルーンを引きずるのも
これもなかなかよい変化のしかただと思います。