赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

この夏に飲むモルト

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ひさびさに試験もタスクもなにもない公休なので
この夏に飲もうね、、と思ってたモルトウイスキーを2本開栓しました。
夏っていうのはどうもウイスキーが膨張して味がぼんやりしてるのか
もったいないからあんまりモルトは家では飲まないんですが
それでもなんにも飲まないわけじゃないんで
夏向きなのを2本、まずはグレンモーレンジィ10年旧ボトル。

外観 色 やや薄めのゴールド 美しいクリアー 素晴らしい粘性

香り   立ちはとてもよい、しっかり訴えかけてくる印象
黄色いシトラスバレンシアオレンジ グリーンノート、ハーブ
綿飴 置くからほんのり焼いた樽のニュアンス
上質な香りだか複雑ではない

味わい アタックはマイルド 甘さとさわやかな酸味、追いかけて微かに苦味
すぐに若い柑橘のニュアンス、山盛りの柑橘 ハイランドっぽいクリーム
ハナに抜いてピートとは違う炭

余韻 充分に長い 柑橘塩、白いスパイス

長野県内で探してきたのですがインポーター表示はなく並行モノのようです。
1リッターだし、液面も低いのでハズレちゃったらどうしよう ?!
と思ってましたが大丈夫! 大当たりでした。
だ、コルクはお約束でキャップとサヨウナラしていました・・・
割れなかっただけラッキーというものでしょうね。
全体的な印象としては上質だけど複雑ではなく、むしろ誰にでもわかりやすい。
どうやったら麦がこんなにシトラスっぽくなるんだろう?
って不思議になっちゃうモルトウイスキーですね。

グレンモーレンジィにこだわった大阪のBar オーガスタの品野さんは
この硬水で仕込んだウイスキーを頼むとチェイサーを硬水の
ハイランドスプリングスに変えたりするんですが
たまたま持っていたこの水で飲んだらまた不思議、、
グッと濃縮した味わいになります。
ウイスキーってほんとに不思議だなぁ。。