赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ジェイズバーさんの Ichiro's Malt Private Cask

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きょうはフェイスブックでジェイズバーさんにお呼ばれして
秩父蒸留所のプライベートカスク発表会へ行ってきました。
ジェイズバーさんと秩父蒸留所さんは強固な結びつきがありますので
その仕上がりをたのしみにしておりました。

テイスティグノート

外観・色
(店内が暗いので参考)濃いゴールド 輝きややよい
粘性よい キレイなレッグが見られます。

香り
立ちはとてもよい テリのノッたあまい香りに陶酔できます
追いかけて溶剤、バーボン樽系にある接着剤のニュアンス(チビ樽と似た種類)
小豆 グラスをハナから外したときにすこしオレンジのニュアンス

味わい
アタックで甘さと酸味の心地よい調和 ほのかにバニラ
真ん中でワイルドフルーツ、国産イチジクから枇杷
後半から後味で樽からくる心地よい渋みがやや強め 

余韻
よい樽からのスパイシー 白いスパイス

バーボン樽系は好きな分野ですしとても気に入りました。
そのバーボン樽なのでやはりというところですが
ところどころに2013チビ樽と共通するニュアンスも見られます。
秩父蒸留所がカスクオーナーを募ったときにあちらで選んだ樽と聞きましたが
これはかなりよい樽だったのでしょう、
5年なのに長熟シングルカスクのようなハッキリした樽からのスパイシーがあります。
というか、ほぼ樽のキャラクターのウイスキーで、それもとても力強いもので
そちらに転びすぎないところで絶妙に止めた、と私は思います。
しかし実質5年でここまで熟成したというのは
これは秩父の地特有の幅の広い1年の温度差ということなのでしょうかね。