赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

あけぼのさよなら乗車 ~ 津軽鉄道 ストーブ列車の旅

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この週末、引退が決まっているためなかなかチケットの取れないあけぼのを
頼りになる鉄道仲間ががんばってなんとか取ってくれたので
いつもの気の合う鉄道仲間4人と青森へ行ってきました!
土曜日発といえど正月空けの上野駅13番線ホームの人出はまだこんなもん。
写真を撮るのならいまのうちがいいかもしれませんね。


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とはいえこの予約困難な時期に個室がとれるわけもなく開放B寝台。
それでも気の合う仲間4人でワンボックス占有なわけですから
充分に快適でした。
この日持ち込んだシングルモルトタリスカー10年。
信濃屋さんで2980円の並行物を買い求めました。
この日の仲間は山梨県のワイナリーに買い付けにいったりするくらいの
ワインマニアなので信濃屋セレクションの枝付干しぶどうや
ムール貝スモーク、燻製いわしのオイル漬けなどもついでに買っていき
贅沢なモルト&ワインパーティーというすばらしい呑みテツになりました。
(この画像のみ仲間のTさんのFBより借用)   信濃屋食品 http://item.rakuten.co.jp/shinanoya/c/0000000967/

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翌朝、あけぼのから見る曙


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あさごはんは大館駅名物の鶏めし
ほんのり甘いごはんが格別!
あけぼの乗車時は予約しておくと
デッキまで配達してくれるサービスがあり今回も利用しました。
花善 鶏めし積み込みについて http://www.hanazen.co.jp/resv/index.html



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青森駅到着

当然のことながら電気機関車は途中の長岡駅
EF64からEF81に変わっている
さよなら乗車で写真を撮るファンへのサービスのためか
ヘッドマークを構内係員が拭いてくれた


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青森駅では到着後にEF81を切り離して別のホームに留置
反対側からDE10がやってきて客車部分を
べつの留置線に持っていく


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今回は効率よく津軽鉄道ストーブ列車に乗車するため
五能線大釈迦駅まで移動し
あらかじめ予約してあったタクシーで移動する作戦だったのだが
ここでトラブル発生! 701電車が約一両分ホームをオーバーラン
ATS地上子を越えてしまったのか後退できなくなり
最後尾車両の最後部ドアを車掌が非常コックで開けての降車となった。
まあこういう季節、しかたない部分もあるのでしょうが
車掌さんにはもうすこし的確な対応をお願いしたかった
そんなわけでタクシーさん、お待たせしてスミマセン


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ことしもまたこの風景にやってきました!


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この日のアテンダントは初期メンバーのコットンさん
もう何年もアテンダントブログではやりとりさせていただいてましたが
通い始めて5年目ではじめてお会いできました。
明るく朗らかで軽妙な客イジリ!? がステキです。


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もちろんストーブを使ってのスルメ焼きも職人の域
アテンダントさんはそれぞれ焼き方の個性がすこしずつ違うのですが
コットンさんのそれは網の上にほったらかしにしておき
そのあいだに別の場所でお客さんとトークを展開して
図ったようにストーブに帰ってくると
絶妙なタイミングでスルメがやわらかく焼けています!!


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津軽鉄道ストーブ列車に乗ったら
ぜったいに外せないのがその名も ” ストーブ弁当 ”
沿線在住ののサポーター会員さんが徹底的に手間隙をかけて
あられをつけたエビフライ → つぶ雪
ゴマをまぶした里芋 → 石炭
蓮根のあげもの → 機関車の動輪
と、ストーブ列車を表現しています、当然、お味もバツグンにおいしい!
特にイカの後ろに隠れてる鮭のハラスは絶品のおいしさ、
はらりと取れる中骨は品質の高さの証。
自分的にはこれも津軽の味、若生昆布のおにぎりや
松前漬けのワイルドな味がタリスカー10年にベストフィットでした。
極めつけの駅弁図鑑  http://rail.hobidas.com/travel/ekiben/


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この日の帰路は五所川原の隣駅、木造の温泉に入ったあと
リゾートしらかみでラグジュアリーなワインパーティーをしながら秋田に向かい
スーパーこまちグリーン車で帰京する優雅なプランだったのだが
前を走る普通列車が雪を抱き込んで停車したため運転打ち切りの余波を受け
われわれのリゾしらも鯵ヶ沢駅で運転打ち切り。
路線バスを乗り継いで新青森から東北新幹線で帰るのを余儀なされましたが
JR東日本さまのあたたかい御配慮により
新青森からE5はやぶさのグリーン席に無料で振りえていただきました。


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それにしても毎回毎回、絵にするのが難しい造形の車両だわい・・・