ということで、本題の津軽鉄道ストーブ列車にいきましょう。
前の日は豪華ではないものの静かで居心地のよい五所川原のホテルで温泉に入り ブログのお友達のみなさんとウェブで交信しながら気持ちのよい朝を迎えました。
8階にある展望レストランでホテルの方に景色を説明してもらっていると、いきなりの地吹雪!! 説明してもらってるほんの10秒くらいのうちにその景色がまったく見えなくなり・・・ 津軽の自然環境の厳しさを実感したできごとでした。
始発の津軽五所川原駅。
たいへんに風情のある建物。
切符売り場です。
いまだに硬券を手売りです。
切符のほかお土産もここで。
今回どうしても撮りたかった
のがコイツの写真。
じつは前日がいすみ鉄道の
キハ52新塗装お披露目会で
行けなかったのが残念。
かわりに兄弟の写真をと。
残念ながら静態保存ですが
アテンダントさんのハナシだと
彼女も人気者だったらしく
予算さえあれば動かしたい
車両なのだそうです。
状態も悪くないです。
あっというまにまた吹雪。
誘導されて推進回送で
ストーブ列車がやってきた。
9:25 津軽五所川原駅発
機関車牽引ではない
気動車のメロス号が引く
ストーブ列車に乗ります。
さすがに木造の旧型車両。
このストーブの近くだけが
暖かく、ちょっと離れると・・・
なにせ地吹雪が来ると
マドから粉雪が入ってくるのだ
寒がりな人は必ずストーブの
近くをキープするべし。
(スルメのっかり中!)
乗務中のハプニングの数々のハナシといったらもう大爆笑の連続!!
こんなにかわいいひとなのにそのギャップたるや輪をかけておかしいのです。
このYさん、いちばんおもしろい記事を書いているひとです、見てみてね!
スルメは車内でサポーターさん
が売っています。
このかた、スルメ焼きの名人
平らに広げて絶妙の焼き加減で食べやすくさいてくれます。 アテンダントのYさんも焼くのが 大好きだそうで、きょうはまだ 一枚しか焼いてないと不満
そうでした、行ったら頼もう!
今年のスルメは肉厚で柔らかくておいしかったですよ。
わたしの呑みテツ風景です。 ストーブ弁当は3日前までに
2個より要予約定価1000円
松前漬け、さといもにゴマを
まぶして石炭に見立てた煮付
などサポーターの方が工夫を
こらした一品です。
右下の汁は ” けの汁 ”
いう郷土料理で細かく刻んだ野菜がたっぷり入ってる。 (一杯100円)あんまり旨く
2回おかわりしたら特別に
車内持込許可をもらった 笑
酒は地元の地酒である
その名も ” ストーブ酒 ”
今年はまろやかでフルーティーtoとってもいい出来でした。 呑みテツの桃源郷だナ!
11:20 楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく・・・
おいしいものを食べながら、地吹雪の車窓も肴にしながら、ちょっと短い片道25分の往復はあっという間・・・
アテンダントさんもサポーターさんも昨年訪れたときとおなじメンバーで再会を喜んでくださいました。
おぼえていてくださりうれしかったな。 もちろんまた再会を約束して津軽五所川原駅をあとにしたのでした。
しかし何回来ても機関車けん引のストーブ列車にはふられっぱなし。
鉄道の神様が ” また来い! ” といってくれてるのかな?
しかし絵になる鉄道だな・・・