赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

新年第一弾は新春恒例津鉄ストーブ列車詣の旅っ!

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新年あけましておめでとうございます!

年末からまったく更新ができなくなってしまい申し訳ありません。
じつは流行病にやられてしまい、イマイチ体調優れずでありまして・・・
ま、それでも旅はなんとかしておりましたのでそろそろアップしていきます。
まずは毎年旅初め恒例の津軽鉄道ストーブ列車の旅からいきましょう!


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例年この旅は乗りテツスキルの維持を考えて青春18きっぷを使い
五所川原入りしてましたが、今年は連休が取れなかったため
こいつでビューッと行きました。
津軽鉄道の澤田社長が ” 時速300キロのE5はやぶさに乗って
がんばっても50キロのストーブ列車を味わいに来ていただきたい ”
とお話していたことを思い出します・・・

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しかもこれで行きました!


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グランクラスは和軽食・洋軽食が選択で提供されます。
この日は正月ということもあり、和軽食はおせち風です。
黒豆はなんと金粉入り!!


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そして嬉しいのはフリードリンク!
クリアな味わいの白ワインが和食によく合います。


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ま、フリードリンクといっても要は飲み放題。
そう考えれば呑みテツであれば16000円の特急料金は高くない!?
いろんな酒がありますがおすすめは写真のシードル。
青森行きらしい一品であります。
不満なのはウイスキーがないことかな。


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なんのブログだかよくわからなくなったころに新青森とーちゃーくっ!
ハナが長すぎて構図が難しいとされるE5ですが
グルジア構図で難なく撮影・・・


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たいへん吹雪が吹き荒れる日でしたが
この日も夜の津軽鉄道にちょっとだけ乗りました。
タブレット交換のある金木駅はたいへん夜の風景が美しい駅であります。


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宿を取った五所川原で楽しみなのが ” 一休寿司 ” という名店。
旅行者でも安心して頼めるよう、3150円と5250円のコースがあります。
地元では誰と行っても恥ずかしくない名店として知られ
かつ、明朗会計の安心できるお店です。
写真は5250円コースの ” きんきの煮付け ”。
あかいお魚にゴボウを効かせた味付けがお正月らしくて当たりでした。
旅行先の楽しみのひとつは行った先のお寿司屋さんでの板さんとの会話。
お酒が入っていることもあり、地元のみなさんの
たのしい会話の和の中にも入れていただき、楽しい夜をすごすことができました。


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さてっ、翌日はストーブ列車!

早朝9:25の1便から営業リーダー自ら石炭ストーブでスルメを焼きます!!

” 赤い酔星さん、また来たの?
なんかい来てもおんなじ汽車しか走らないけどいーの?? ”

ちょっと待ってよ、また来てねっていったのはどこの誰なんだい? (笑)

そんなおバカなやりとりも、もう4回目です。

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ストーブの上にスルメがなくなればワゴンをひっぱり出して売り歩き。
アテンダントのみっちょんも目をサンカクにして
津軽鉄道の増収増益のために車内販売をがんばります!(表題写真)

” スルメいかがですかぁ!イカは焼いてあげますよ、酒っこもあります!
冷蔵庫に入ってないけど冷蔵庫より冷たいビールもありますよぉ~っ ”

車内は大爆笑です、ビールはケースごと吹きっさらしのデッキに積んであります。

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そりゃ、こんなとこ走るわけですからビールもギンギンに冷えますわな・・・

” きょーは津軽らしいサイコーな天気だなぁーっ ”

みっちょんの雄叫びが車内にこだまする。。。


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朝の1便は太宰治の出身地である金木駅を過ぎ
終点の津軽中里駅で折り返すとかなり空いてきます。
落ち着いた車内でみっちょんさんとこの4年間の
アテンダントさんたちとのやりとりの思い出話でちょっとしんみり。
そこまで往復すると中里駅が私鉄最北の駅であることから
最北端証明書というものが発行されます。
” コメント書いて!” と頼むと朝の日差しのストーブの前で
かわいらしく記入してくれました。。


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じつはわりと控えめな性格ということがよくわかります(笑)


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津軽五所川原駅に戻ると2便からは旧型客車を増結し機関車牽引となる。
連結作業を撮っているとガキのテツが割り込んできたので
” カメラの前に入るんじゃない! 鉄道マニアの常識だぞっ ”
とドヤしつける。子供の躾は早くからするのが肝心だ。


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ふたたび終点の津軽中里駅へ。
ここでのお楽しみはサポーターズクラブのおばちゃんたちの出店。
中でもおすすめは写真の ” けの汁 ” 。
昔、津軽の地が貧しかった頃に刻んだ野菜をお米に見立てたという悲しい料理。
現在ではそんなに小さくない野菜が大量に入っているので
滋味深い、ヘルシーな郷土料理がなんと一杯100円! 安いっ!
あんまりおいしいので3杯食べました。
いつか1月7日に来たときは七草バージョンだったっけ。。
そのときだったか?寒かったのとおいしいので4杯飲んだら
葛西さんというアテンダントさんのツボにはまったらしく
死ぬほど笑われたこともあったっけな。


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毎年昼食は津軽五所川原駅から程近い
立佞武多の館 ” にあるレストラン春楡
写真の つくね芋三昧 という御膳を食べます。
つくね芋とはたいへん粘りの強い最高級の山芋で津軽はその名産地。
ほとんどの生産が料亭などで消費されてしまいますが
津軽鉄道では規格外品をチップスに加工して
鉄道グッズとして販売する取り組みも行っています。


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帰りの時間になると写真のように大雪と地吹雪で津軽は大荒れ。
前出の営業リーダーの勧めでJR五能線をあきらめ
弘南バスで新青森駅に向かいました。
また来年も行くんだろうな、津軽鉄道







































































































































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グランクラスではけっして洋軽食を選んではいけません。
なんでこんなにショボイのよ・・・









































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が、ハーブティーはポットでサーブされますし
ちょっとお味がワイルドだろぉ・・・ ですがナイスです!
お茶菓子として提供される萩の月もGOOD!!