いまさっき、まだおとといの雪でバリバリに凍ってる東京の都心を
バイクでツルンツルン滑りながら帰ってきてポストを見てビックリした！
なんと！！ ” 美しすぎるトレインアテンダント ” といわれながら
惜しくも昨年春に任期満了で津軽鉄道を退社してしまった
葛西麗理さんから年賀状が届いていたのである！！ （表題写真）
紛れもなく 葛西さんからである・・・
しかしまた、なんでいまごろ？ と考えてみると
ハハンなるほど、先週ストーブ列車に乗ったときに
同じくアテンダントのみっちょんと葛西さんの噂話をしたから
さてはおそらくみっちょんがわたしの噂話を葛西さんにしたのであろうか。。？
と、思ったらなんだかうれしくなって
ポストの前でヘルメットをかぶったまま声を出して笑ってしまいました！
わたしにとっての葛西さんはその美しさはさておき、
トレインアテンダントのひとつの理想像かもしれない。
その理由は・・・
① 沿線案内のトークをひとつの芸として確立している
ストーブ列車の時期はともかく、その他スリーシーズンの津鉄といえば
田んぼの景色が25分続くだけの沿線案内はかなり難しい。
が、津鉄のアテンダントは各駅や景色、名所などを徹底的に洗い出し
ストーリーを広げてトークでお客様を楽しませているのに加え
葛西さんは沿線で生きてきた経験のエピソードをネタにして
お腹の皮がチギレそうになるほど楽しませてくれる。
② ブログ、ウェブ上で自分のキャラクターを作りあげた
津鉄では当初から澤田社長の指令で沿線の見所を徹底的に調査し
ブログで発表することを厳命されていたそうであるが
その中で葛西さんは ” ヨコヅナ ” というまったく想像できないキャラをつくり
大相撲好きでいつもキャラクターの印刷された変な靴下を履いている
おもしろいお姉さんという自分のキャラを造りあげてしまった。
もちろんブログにはコメントがつきものであるが
それにもあくまでヨコヅナというおもしろいお姉さんのキャラで３年間応えた。
結果、ヨコヅナファンはストーブ列車に通い続け
ｽﾄｰﾌﾞ列車乗車→ヨコヅナﾌｧﾝに→１年間ブログでやり取り→来年のｽﾄｰﾌﾞ列車
というひとつのリピートのパターンを作り上げてしまった。
また、他のアテンダントもつまらない嫉妬などせずに
積極的にバックアップし、他のアテンダントも同じように
そういう構造を作っていったという経緯がある。
昨今ではどこのトレインアテンダントもブログは書いてはいるが
ここまでのフォーマットを確立した鉄道会社は残念ながら他にはない。
そんな葛西さんも昨年３月末で任期満了に伴い惜しまれつつ津鉄を退社。
以前に本人がそういっていたこともありフランスに留学したと思われていたが
先週、津鉄営業リーダーに聞いたところ、なんと！
弘前の高校で英語の教諭になったということである。。
葛西さん、いや、ヨコヅナさん。
新天地でも持ち前の明るさと創意工夫でがんばってくださいね！
そしていつかまた、ストーブ列車の車内でこんどは乗客同士
ストーブ酒で一杯やりましょう！ ” けの汁 ” も忘れずにね（笑）
いつだったか？津軽中里の出店で ” けの汁 ” を４杯飲んだら
大笑いされたあげく、特別車内持込許可を出してもらったのも
ヨコヅナさんとの懐かしい思い出・・・
