オタク向けだの懲りすぎだのとさんざん文句をつけた鉄道テーマ検定ですが
テツ歴の短いわたしには貴重な知識源となったのもまた事実。
じつはせっせと鉄活にはげんでいました。
それはなんと、 ” たったの２９０円で新幹線車両に乗れる在来線！？ ”
まずは証拠写真をどうぞ！
手前左に３８０円とあるのはマルス券を往復買い求めたため
（１９０円×２＝３８０円）
指定特急券？ は各１００円と書いてあるので
正真正銘、片道２９０円で新幹線の車両に乗った！わけです。
新幹線の車両に乗ったなどと変な表現をしているのは
この博多南線というのは新幹線整備法から外れている在来線であるせいです。
席は指定せず、席数キッカリを売るシステムのため。ホームライナーみたいなね。
博多総合車両所に入るための回送線だったものを
近年、新興住宅地となった近隣住民の強いリクエストにお答えして
８．５キロほどのこの区間を旅客化したという経緯があります。
なのでホラ、お出かけという出で立ちじゃなく
お勤め帰り、おつかれさんっ！って雰囲気でしょ。
ちゃーんと酔っ払いおじさんだっています（笑）
この写真、ちょっと変じゃありませんか？
新幹線の駅なのにすっごくホーム短くない？？
近くで見るとこんなにホーム端は短いの。
フラワーポットが新幹線っぽくないのね、在来線なのよ。
反対側もやっぱりこんなもん。
そりゃ、車両基地の中に ” ついで ” につくった駅だからね・・・
” ついで ” につくったようなもんだから
ホームも短くてホームの有効長は８両分しかありません。
（ホームに漢字で 八 って書いてありますよね！）
なので発着できる車両は７００系を短編成化したレールスターと・・・
あと こんなスゲーやつ しか使えません！
おお、５００系、元気だったか！
彼女もこだま専用になるにあたり８両編成化されています。
行きはこいつに乗って行きました♪～
（前回の記事の回答・これは博多駅新幹線ホームです）
あと、表題の写真の背景のほう、気になりませんか？
短いホームに車両がいっぱいいっぱいに停まってるので
ちょっと気がつきませんが、車両がどくとね・・・
どーん！！
こーんな夢のような光景が広がっております。
うぉぉーっ！ 引退した３００系までいらっしゃるぅぅう！！！
ちなみにちょっと気をつけないとこの図は見ることができません。
というのも・・・
ちょっと特殊な性格の路線だけにダイヤが飯田線なみにまばらなのです。
この駅は車両基地内という性格上、やや時間をかけて清掃作業を行うためなのか 列車が発車する直前まで自動改札が開きません。
が、駅員さんはこういうマニア向け？の駅の駅員さんなのでそこは慣れたもの。
駅構内を見学したい旨お願いすると
「 ハンコで改札しますから博多では有人改札から出てくださいね！」
と、笑顔で対応してくだいますよ！
ちなみに駅舎はたいへんシンプルな造りの橋上駅でございました。
Ｙ教授、ＡＫＡＫ師匠、最近はこういう絵心のある写真にも
まじめに取り組んでおりますっ！
拡大して見ると小雨の雰囲気が美しいと思うのですが・・・
