こんかいの旅はロイヤル （A個室）にこだわったため、チケットの確保は困難を極めました。
なにしろトップシーズンなわけですからね。そんなわけでチケットはキャンセル待ちで待ちに待ち確保は４日前。
ことしはJALがしくじってくれたおかげで航空券は安値合戦となり、帰りの航空券の予約は３日前までは安く
このタイミングで出たキャンセルを断る理由はない、と思っていたのが大きなマチガイ！
食堂車のディナー予約は５日前までだったのをうっかり忘れていた！！
ダイナープレヤデスの豪華フレンチがなければトワイの魅力は半減だよ！などとよく他人様に言った手前、
このままプレヤデス弁当あたりに甘んじていたらトワイマスターの名が廃る・・・
そこで頭に浮かんだのがトワイ就航当時に十分な給食数を確保できなかったJR-Wが
苦肉の策として金沢の加賀藩の料理番として名を馳せた、大友楼に協力を仰ぐカタチで誕生したのが
なんと１万円の超高級駅弁、その名も ” 加賀野立弁当 ” です。これは３日前まで予約OKですが最低３個から。
電話でそこをなんとか！ と食い下がったところ、受付嬢が公休中の料理長に交渉してくれまして
ついに ”トワイのお客様なら・・・” の返事をもらえたのです、なんというラッキー！
風呂敷に大切に包まれた中から現れたのは木目調の二段重ね、引き出しつきのお弁当箱。
その凝った味付け、不意をつく料理の数々、見た目に美しい盛り付け。
豪華寝台特急トワイライトエクスプレスのA個室ロイヤルにふさわしい夕食でありました。
二の重 深夜の晩酌にいただける酢飯と煮物ですね、寝台特急の旅にベストフィット！
