こないだの日曜日、18券を使ってJR飯田線に行ってきました。
飯田線にはいろいろ味わい深い駅がたくさんあるので
これからいくつか見て廻ろうと思います。
近代的なのは駅舎だけで一歩中に入れば田舎のひなびた駅。
また、大八回りと俗称される塩尻支線にはクモハ123という
冗談みたいな形式名の珍車が短コロで走っています。
ここからが正真正銘のJR-Cの駅。
県道を横切る踏み切りについでに作ったような簡素な駅でした。
飯田線はほとんどそうですが
一面一線で1本の線路に両方向から
電車が来ます。
都会の常識に慣れてるとちょっと怖いデス。
おそろしく無機質なコンクリートの駅舎に
すばらしい山々と田んぼとお花畑の風景が
とっても対照的な駅です。
ここが信州だぁ! という空気感をつぎの電車が来るまでたっぷりお楽しみください! 笑
飯田線の駅の中では最高所
標高722メートルに位置する駅です。
ちょっと凝ったつくりではありますが
ここもコンクリート打ちっぱなしが
虚しく無機質な駅舎。
周辺は遠くにわりと交通量のある
道路が見えるものの
遠目に山々、近目に畑と
田んぼのみの田舎駅です。
沢 駅
ここは住宅地に囲まれた
比較的人の多い駅です。
ホーム端の踏み切りからは
かなり大きな神社も見えます。
駅前には特定局なのでしょうが
立派な郵便局がありました。
このエリアには珍しい有人駅で
みどりの窓口まであります。
それもそのハズで駅の北寄りには
伊那松島運輸区が置かれ
飯田線北部の輸送の要なのです。
駅裏には開業当時に建てられた
重厚な変電所が鎮座しています。
ここも住宅地に囲まれ
遠目には大きな神社が見えました
商店もほとんど見当たらないのに
駅前には営業している旅行社が
あるのがちょっと不思議?
バス停もあってそこそこの本数も
あるみたいでした。
ひとつ前の記事にも書きましたが
ここは片手に急傾斜で山々が迫り
駅前にある長田百貨店という名の
よろずやの老夫婦たちの会話を
盗み聴きした範囲ではここらは
天候が急変しやすい場所らしい。
このあとすぐにやってきた暴風雨
の最中も地元の高校生カップル
はずっと私がいるのも気にせずに
いちゃついてました。
ここもひとつ前の記事に書いたとおりの
置かれているある意味怖い駅。
駅前? にはこんな恐ろしい表示もあった・・・
と、写真を撮っている私のうしろを
楽しそうな笑い声を上げて家族が通過。
振り返ると線路を堂々と横断していて
そのルートにはけもの道のように
雑草が踏み分けられた跡がありました。
田舎恐るべし・・・
羊肉と蒸し麺で作るローメンで
有名な伊那市にある駅です。
あいにく訪れたのが夕方の半端な
時間だったせいか営業してる店を
見つけることができなかったので
また行ってみようと思います。
ここは味噌・日本酒など醸造の街
でもありホームからもうお蔵さんが
見えたりします。
などなど、とまぁ、青春18きっぷはお気楽に途中下車して
興味のありそうな駅に立ち寄れるのがいいですね。
また訪れてみようと思います。
( #10/94 11/08/07 )