途中で田畑という田んぼの真ん中にある駅の車窓からこんな電柱表示を
見かけてコイツはおもしれぇ! と途中下車したのがまちがいのはじまり。
だいたいこんな表示がある場所はヤバイに決まってるんです。
なんの変哲もない無人駅。
ただちょっと普通の駅とは
違うのは・・・
お菓子のカンバンのうしろに
あるのは堤防は堤防でも
ただの堤防じゃない!
” 暴れ天竜 ” の異名をとる
あの天竜川の堤防であり
この駅は川より低い場所に
ある駅だったんです!
なるほど過去にはあそこから
氾濫した水がこちらまで
あふれてきたというわけか・・・
なんかいもいいますが
こんな場所はヤバイに
決まってるんです!!
つぎの上り電車が来るまで
1時間以上あったので
6分後にやってきた下り電車
に乗ってヒマつぶしに
一駅戻ってみました。
そもそもこれがマチガイの
はじまりはじまりだった。
このときすでにもう雲行きが
すこし怪しい。
このわずが2~3分後には
もうこのとおりの空。
まもなく濡れないでいる
場所が見つからないほどの
危険な暴雨風雨が襲ってきた
がしかし。これは前線の通過
30分もすると雨はウソのよう
に止んでしまい、そのころには
上り電車がやってきた。
やってきたのはいいのだが
待てど暮らせど発車しない。
そのうちに車内放送が入る。
この駅と田畑駅にあいだで
大雨のために線路のバラスト
(線路下の砂利)が流出して
しばらく運転を見合わせると。
まもなく車掌さんが全乗客の
行き先を聴いて廻り始める。
( 代行バスへの布石 )
写真は外人さんに行き先を聞くのにたいへん苦労されている様子です。
わたくし赤い酔星、いちおーブロークンですが日常会話に不便はありませんので助け舟を出させていただく。
車掌氏 ” こんな山奥じゃ、こんなこと想定外ですよ~ ” とホッされてました。
しばらくすると ( といっても第一報から1時間半たってる ) 車内放送。
直接線路下の砂利がなくなったわけではなく、線路横の砂利の流出の
ため、北殿~田畑間は再徐行30キロ以下で通過することで運転再開
とのこと。 よかった~!
現場通過時に撮影。
なんとこの小さな小川? 用水路??が氾濫して
赤いマークの杭周辺の砂利を流してしまったのです。
小さな川とバカにするなかれ。 自然のチカラは凄いのですね。
ということでこの間の遅れと
最徐行で豊橋まで行ったら
新幹線に間に合わないこと
が確定。
ということで安全策を取り
JR高速バスの拠点がある
伊那市駅で下車すること
にしました。
よくよく情報を取ると上り電車
も最徐行して上諏訪まで
向かうとのこと。
それなら18券で普通電車を
乗り継いで帰れます。
気が遠くなるけど帰れなく
なるよりはマシです。
( 後日注 高速バスの拠点は伊那北のマチガイ )
折り返して通過すると、もうすでに復旧工事が始まっていました。
行く途中、こんなスゲーやつとすれ違ったよ!