これはたいへんなことになった。
とうとう213系が飯田線にやってきたのである。
いや、もともとことしのこの時期に飯田線を記録しようと思ったのは
飯田線の顔ともいえる119も先が見えてきてしまい
” いま行かなければ! ” と思ったからであってそれはわかっていたし
鉄道ホビダスのニュース投稿で、この一ヶ月ほどのあいだに
かなりの119が浜松へ帰らぬ旅に出かけたことも知っていた。
そういえば今日は朝から6回乗車しているが
119は伊那本郷から飯島に行った1回しか来ていない。
(前回、前々回はすべて119だった)
313はときどき乗ることはあったけど213はきょう初めて。
来るXデーは案外近い将来なのかもしれない・・・
わたしは119のかわいい目も、ぬーっとした表情も
田舎電車らしくって大好きなんですが。。
119 LOVE・・・
上片桐は小さい集落では
あるものの比較的新しい
建物も多く、人の温もりがある
乗り継ぎまで時間もあり
食堂を探したがみつからず
しかし大きな酒屋があり
写真のような昼飯(昼酒?)
にありつくことができた。
冬場の前駅下車は飯田線の
ような山間部では寒さがきつく
お燗機能つきカップ酒は
ほんとうにありがたかった。
結局、この駅から伊那田島
まで乗ったのがこの日最後の
119系となった・・・
前回の旅で触れたが
寄り添うように走る路線。
この駅の近くには
中央構造線を境に
左右に地層が違うのを
目で確認できる地点が
あるそうで、
中央構造線博物館という
施設もこの駅が最寄である。
やってきたのは313。
ま、見慣れてるぶん213よりゃましか。
駅前にある、大きなお宅の
駐車場に続く通路の一角を
お借りしているような
たいへん控えめな駅。
その名にあるように
春には山吹の花があたり一面
黄色く咲き誇るそう。。
わしゃ、花粉症持ちだから
見に来るのは無理だな。
乗ってきた213が去ってゆく。
お前はもう来るな!
広大な水田地帯の端っこに
ある細長い集落のそのまた
端っこにぽつんとある
たいへん控えめな駅。
きょうはPENの使い勝手の
テストを兼ねた旅だったので想定内ではあったのだが
ここに到着する直前に
PENのバッテリーが切れる。
どうやら丸一日撮りっぱなし
というのは無理なようだ。
わたしのカシオの携帯電話も
カメラ機能はなかなか優秀。
それにしても119より115に
乗る回数が多いなんて・・・
平屋ではあるが
鉄筋コンクリート造りで
駅員もいてみどりの窓口
もあるめずらしい立派な駅。
街並みもなかなかで
商店街もあったのでなんとか
暖かい食事をと歩き回るが
それだけはどうしてもない。
なんとか見つけた蕎麦屋は
大掃除のためお休み。
本日12月30日、蕎麦屋は
あすじゃ大掃除無理か。
きょう最後に訪問した駅
我が携帯電話カシオCA003
はエクシリム携帯を名乗る
だけのことはあり優秀だが
夜間撮影は大の苦手。
しかし、スローな旅なので
慎重にナイトショット機能を
使い、なんとか記録写真程度
に使える写真を撮影できた。
このショットなどまあ画質は
ともかく、なかなか夕暮れの
雰囲気が出てるんじゃ
ないだろうか?
下市田駅は国道沿いの線路
の裏手にひっそりと出入り口の表示もないようなひっそり
としたひかえめな駅ですが
その国道にはなんとMOSが
あったのです!!
これであったかい食事が
食べられる!!
丸一日、北風吹きすさぶ
山間地で活動してきただけに
もう待ちきれない!!!
冷え切ったカラダにミネストローネのあったかさがたまりません!
一日一緒にすごした撮影機材たちと反省会?
” PENちゃん、肝心なとこでバッテリー切れちゃダメじゃんか ”
” だって酔星さん、撮りすぎなんだよー!! ”
そんな楽しい笑い声が聞こえたような気がしました 笑
けっきょく最後にやってきたのは313でした。
約2時間あるので、正直最新鋭車両の乗り心地はありがたかったです。
全駅下車への道はまだまだ続く・・・
( # 62/94 11/12/23 )