赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

レジェンダリースコット テイスティングノート (7&i限定品)

f:id:iida200:20200510225211j:plain

 

SNSではちらほら見かける謎のブレンデッド、
小市民としては千円以下ということで興味深かったのですが
きょうやっと近所の711に入荷しましたので、早速

 

・外観・色

薄い麦わら色、輝き◎透明感◎

・香り

立ちはよい しっかり語りかけてくる印象
未熟香(ニューポットっぽい)
乳酸を思わせる酸味のある香り
ピートのニュアンス、薬品、カルキ
奥から若い柑橘の香り ニューサマーオレンジ

・味わい

アタックはまず甘さが先行、
糖化工程のあまい麦汁
酸味が少々寄り添う
味わい後半で夏蜜柑やレモン
ハナに抜いてここでも残念な未熟香

余韻は短いといえば短い
強いていえば上顎あたりに
柑橘塩を引きずってるかも?

 

あのトマーティンが手掛けたブレンデッド 、
過去にはBIG Tという定番ものもあったことから
それなりに期待していましたが、んー 若い!(笑)
嗅いでも飲んでも未熟香りが至るとこに。
ただ、ひっくり返していえばグレーンのニューポットって
ほぼニュートラルフレーバーですから
未熟香があるってことはモルト比率は低くない?のかな??
テイスティングの得意なソムリエが言ってたのですが
” 外観を見ただけで20%以上は
   だいたいその内容は判断できるよ ”
といってたのですが、そういう見地からいえば
それなりのグレーン原酒を使ったとすると
もっと色は着けられたハズなのだから・・・
とも裏打ちできるかもしれません。

 


どちらにしてもこの価格帯のブレンデッドなので
ハイボールオンザロックスが前提の設計図でしょう。
にしてもまずはテイスティングしてみないことには
先の展開は読めませんのでまずは分析してみました 。。