赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

SPIRIT OF FREEDOM テイスティングノート

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ことしは成り行きで蒸留所見学の幹事を5回も務めてしまいました。
特に8月~10月は毎月で規模も大きく、正直すごくたいへん。
ぶっちゃけウイスキーを落ち着いて飲む暇もなく
なんのためにやってるの?と自問自答することもありましたが
なんとか全て無事に終わりました。
ですがその間もボトルを買うペースはかわらず
これからのよい季節に一本ずつ丁寧に開けていこうかと思います。
まずはキャンベルタウンから来たハイプルーフのブレンデッドから。


テイスティングノート

外観 色
麦わら色から薄いゴールド 輝きよい クリアー
粘性はふつうからややよい
香り
立ちはよい 
すこし離れたところからしっかり語りかけてくる印象
甘い香り ワイルドなハチミツ 干草 
奥からこもった潮風 にがり
味わい
アタックで甘さと苦味の複雑な関係
追いかけて苦味の効いたマーマレード
後半、オイリーさを伴うレモンキャンデー
呑み進むとドライ、ブリニーというんでしょうな
余韻
けっして長くはないが甘くあたたかい 

ネーミングからわかるとおり、昨年のスコットランド独立投票を記念して
造られたブレンデッドの第二弾なんだそうです。
J.A.ミッチェルですから春銀行とその一味ということなんでしょう。
カスクストレングスのブレンデッドというとニッカ フロムザバレル、
秩父のレディージェーン、神田祭りと最近よく飲みますが
よい意味ですっきりとカンジ、たいへん好印象です。
グレーンは加水すると分離したりするのかもしれませんね。
ひとことでいって潮と柑橘とハチミツ。
わたしはグラスを顔から離す瞬間にいろんなニュアンスを取りますが
これはそのときに潮風かニューポットっぽい若さかが微妙に取れます。
安くはなかったので潮風としておきましょうかね。。