正月明けにウイスキーマガジンジャパンのステファンさんに
とお誘いを受けて用意したボトルがこれです。
この条件だと意外に該当するボトルは少なく
この時期に飲んだら美味そうなボトルを選定してみました。
外観・色
鮮やかなコハク色 輝きキレイ 透明感もあります
香り
立ちはふつう~ややよい 白桃 熟した柑橘 オレンジ 古木香
奥からカドの立ったアルコール 若いイチゴ 英国家具
味わい
アタックでブラックベリー 甘酸渋の調和
後半はオイリー ワックス 古臭い英国家具のニュアンス
後半でほんのり白いスパイス
余韻
長い アルコールのピリピリ感 ストロベリーチョコ
しょうゆのようなニュアンスもありスパイスもハッキリしてるので
ヨーロピアンホワイトオークのPX樽かなと思います。
(表記はリファイルシェリーホッグスヘッド)
香りやあとあじのそこかしこに熟成11年らしい
まだ若い原酒のカドを感じるのと同時に
バランスのよい長熟シェリー系のような英国家具のニュアンスも
なぜかハッキリと取れる不思議なシングルカスク。
ややボディが細めで立ちのアテンションも弱いので
コンペティションには不向きだったかもしれません。
やや開いてから複雑さが出てくる性格もそう。
メインキャラクターとしては元気のいい古木香?
と思われるので、銘木を活かした真冬のリゾートホテルの部屋で
ちょっと気取って嗜むとステキかなぁと思ったり。。