赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

JWレッドラベル テイスティングノート (コールドベックもの)

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昨日、仕事で県外まで出かけた際に老舗そうなワインセラー
トレジャーハンティングしてきました。
ジャパニーズの特級クラス2本といっしょにレジへ行くと
上品そうな初老の店主曰く  

” 上のステッカーより下がったJWは売らない ”

とのこと。 そうはいかじと喰い付いて、ウイスキーの勉強中なんです!
というと、   ” それならあげる・・・ ”   と?
そういうわけで教材としていただいたものなので
抱え込むようなことはせずに、早速開栓してみました。
ちょうどこないだ書いたジャーディンものとの比較ができます。



テイスティングノート

外観・色
濃いゴールド 輝き よい 
粘性 素晴らしくよい! 響12年なみに素晴らしいレッグが立つ
香り
立ちはとてもよい
ピートのニュアンス、ピート(泥炭)そのものの香り
フルーティー ドライフルーツのプルーンやレーズン
奥から樽のニュアンス 古木 英国家具 湿ったウェアハウスの香り
グレーンが開いたあとに磯っぽいニュアンスあり
味わい
アタックで甘みと苦味のバランス 後半ドライ
ハナに抜い
てすこし柑橘
余韻
ドライ 意外にあたたかくブレンデッドとしては短くない

よく行くお酒のリサイクルショップさんに売り物にならなかった
古くて変質してしまったサンプルを試飲させてもらったりしますが
気の抜けたスコッチのブレンデッドはまず、
ピートを担当する原酒から香味が抜けていくように思います。
これも極端に液面が下がっていることからここを疑ったのですが
その点ではトップからピートそのものの湿った土のようなニュアンスや
グラスの残り香に磯っぽさも残っており大丈夫でした。
前回テイスティングしたジャーディンものでは全体的に薄さや
ボディの細さを感じましたがこちらにはそんなことはまったくなく
タイトにしっかりまとまった濃縮感があります。
オールドボトルの経験は少ないのですが
もしかすると後半のドライさ?がそれなのかな、、
とも思いますがあくまで美味しいといえる範囲です。
それどころか定評あるマルY印コールドベックものの素晴らしさ!
ピート、ドライフルーツ、シトラス、樽 の高次元なバランスに酔っています!!

時代考証としてはバブル期くらいに仕入れたもの、、ということです )




























































































































































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夏場としてはたしかに液面は低い




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マルY印のコールドベックがインポーターの品です