赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

竹鶴17年 テイスティングノート

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年の瀬の雰囲気になってきましたね。

何かと出費も増える反面、臨時収入もあるのがこの時期。
先週行われた会社の忘年会のウラでその日の当直を買って出たおかげで
すこし多目の夕飯代が支給され、それをナシとして翌日信濃屋へ直行。
ここんとこあんまり目にしなくなった竹鶴17年をはじめて買ってみました。


テイスティングノート

外観・色
濃いゴールドから琥珀 輝きはまあまあ 
底抜けのクリアーとはいえない 粘性はとてもよい

香り
立ちは普通 バタースコッチケーキ 
金属っぽさ?土っぽさ?鉱物っぽい土のようなピート感
重厚なフルーツ感 バナナ 熟した輸入物のイチジク
奥からワックス ミント

味わい
アタックは甘さを伴ったハーブ すこしリコリス
余市由来のもっさりとしたフルーツ感、輸入モノのイチジク、スグリ
真ん中から後半で明確な樽のニュアンス 
甘さを伴ったスパイシー 白いスパイス チクッとした酸 樽の渋み
ハナに抜いて熟しはじめのフレッシュなバナナ 

余韻 気落ちよくさわやかにスパイシー 充分に長い

まあ、基本的には竹鶴12年からのキープコンセプトだと思います。
ニッカだし、17年だし、もっと重厚なのかな? と思いきや意外。
よりクリアーになった印象を受けます。
12年との違いとしては、あちらはそれぞれのニュアンスにモヤがかかってる、
こちらはそれらがクリアーにわかりやすいカンジですかね。
こんかいは初めてなのでチャームはミックスナッツでしたが
アーモンドでは樽の渋みが強調されたりカシューナッツではバナナ感が出たり、
もしかすると料理によって多彩なマリアージュが出来る予感がします。
まあ、5000円弱という価格帯から気軽にメシ喰いながら飲む気もしませんが
それでもピュアモルトですからコイツにもなにかいい相方を考えてやりたいな。。