赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

干支ボトル ~ ブラック&ホワイト オールドボトル

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新春初テイスティング
戌年らしくオールドブキャナンズから。

濃い目のゴールド
輝き、透明感ともに◎

立ちはよい
しっかり語りかけてくる印象
ピートのニュアンス 
土っぽい ピートそのものの香り
酸えたウェアハウスの香り
ナッツ キャラメル 青いバナナ
奥から草っぽい香り ハッカ

アタックはおだやか
甘みと酸味の調和
そこから土っぽいピートが抜けていく
ナッツっぽい ピーナッツバター
後半みどり色のトロピカルフルーツ
グアバ、青いバナナ

余韻は短い 暖かく甘さを引きずる

同時期に買ったUDJモノと比較すると
あきらかに液面も下がっているし、
撮影でチョイとボトルの口から嗅いだら
カビ臭いような気もしましたので
” ああ、やっぱり老ねてのるか? ”
と一瞬がっかりしたものの
よくよく利くと古い余市
スコッチのハンドフィルにあるような
湿ったウェアハウスのカンジが取れました。
並列する青いトロピカルも濃厚で
ああ、やっぱり旧いブレンデッドもよいなぁ
としみじみ思う五十三歳独りの元旦でした。。

美味い美味い、とまらない!
どうしよう・・・  笑

このテイスティングは元旦の午前中に行ったものですが
じつは夕方にいきつけの店へいき、これよりも旧いと思われる
60年代のBlack&White を飲む機会がありました。
二本の共通する香味が確認できたので、より理解が深まったのですが
カウンターで話題になったのは、このピート感の原酒は何か?
ウイ文研コニサーテキストにはキーモルト
ダルウィニー、グレンダラン、クライヌリッシュとありますが
だとすればピートを担当したのは山猫蒸留所の別ブランド??
新春からウイスキーの楽しみは広がるばかりです 笑