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鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

中央本線 小淵沢駅の名物駅弁                甲州かつサンド  丸政

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一つ前の記事でサントリー白州蒸留所に行ったときに

今回はこれだけは外せない! と思ったのが

蒸留所行きのシャトルバスの発着駅である小淵沢駅の名物駅弁

 甲州かつサンド ” (株式会社 丸政)   \ 600

数あるカツサンド駅弁のなかでもNO1といわれる逸品です。

小淵沢なんて年中行っているのですが初めての購入になったのは

できたてを味わってほしい、という30分前までの予約販売のみなので

けっこう駅内の通路の長い小淵沢駅では駅横の直売所まで時間がかかり

飯田線にいく途中で~ なんていうのはちょっとムリだったのです。

今回、ほぼ初めて駅の外に出たので購入できました。


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わたしは以前、ベーカリーチェーンの本部に勤めており、
特にサンドイッチは専門分野だったので、No1の理由はすぐにわかりました。

まず、とんかつ本体は1枚肉ではなく品質の高いフジザクラポークの薄い肉を
ミルフィーユ状に何層にも畳んで使っているのでふんわり食べやすい。
あと、上の近接写真のパンの部分ををよく見るとわかりますが
食感を軽くするために空気を多く含んだサンドイッチ専用のパンを使っています。
よく有名な高級ベーカリーで完全に勘違いしてしまっている商品では
トースト用の高級食パンをそのまま使っているため
こういった焼いてカリッとする食パンはトーストせずに生で使うと
材料に多く含まれている生クリームやバターの比重が高すぎて
食べたときの第一印象が ” ベチャッ ” とした食感になりやすく
結果、 ” ? ”  という商品が意外に少なくないのですが
丸政さんははこの点をたいへんよくわかっています。

あと、自家製と思われるソースは酸味が効果的に現れていて
地元産のみずみずしいキャベツとの相性もよく
これら3点により移動中の車内でも ” 食べやすい ” という
駅弁に必要な特徴を持っているのが人気の理由とわかりました。

これからの時期は18きっぷで小海線に乗るひとも多いでしょうから
小淵沢駅で乗り換えのときにはぜひ!
ありがちな途中甲府駅での乗換え時に電話すればちょうど30分前くらいです。
乗り降り自由な18券ならフットワークよく購入できるハズですよ。


甲州かつサンド 株式会社 丸政 http://www.genkikai.org/spsand/spsand.htm