きょうはいつもの呑みテツ仲間とお座敷列車・華を使って
一軒目は
雰囲気たっぷり。
中央葡萄酒さん。
ブランドとしては
GRACE WINERY
わたしとしては初めてのワイナリー巡りです。
見学主体の日本酒の蔵とは違いワイナリーでは試飲が主体。
まずはカウンターの試飲リストや係りの人のアドバイスから
試飲無料のワイン、有料のワインも含めて飲んでみたいものを決め
気に入ったものを買い求めるというのが一連の流れ。
もちろん試飲だけでもOKですが、国産品のレギュラークラスなら
720mlのビンならたいていは2000円以下なので
勉強のためにも気にいった1本はぜひ買って帰りたいものです。
2件目は
フレンドリーな
雰囲気の
アサヤワイナリー
こちらはデイリーユースワイン主体ということもあり
試飲もご自由にどうぞ的な放し飼いスタイル。
一升瓶で1000円くらいのガブ呑みできるワインが多いなかにも
超ハードボイルド的な極辛口のロゼや超スパイシーなフルボディーの赤もあり
なかなか個性的なお蔵さんであります。
3件目は
建物もワインも
かなり前衛的な
大和葡萄酒さん。
ここの試飲コーナーは
ご自分自身も
大のお酒好きという
女将さんが
熱く語ってくれる。
こちらのいま取り組んでいるワインつくりが
ミネラル分を添加したWA+ というシリーズ。
わたしは以前にパン屋だったころに超軟水での食パン造りで苦労したことがあり
すぐに話が理解できたのだが、日本の水は金属成分がとても少ない軟水で
そのまま飲むのには適していますが、それでパンやワインを作ると
硬水主体の欧米のものとは雰囲気の違うものができてしまうことが多い。
そこでここでは山梨の名産品である煮貝からヒントを得て
ミネラル分の添加方法として貝殻の粉末を葡萄畑の土壌に
散布するところからワイン造りをスタートするという一大プロジェクト。
そのせいかこのシリーズはどれもたいへん洗練されたシャープな味わい。
なかでもみんな気に入ったのが赤の ” + WA ベリー瑛 ” という赤ワイン。
洗練されたなかにもとても繊細な甘くて深い香りを持っています。
わたしとしては試飲して買い求めた最初の1本となりました。
ここでは地ビールも味わうことができます。
きょうの最後は
甲斐ワイナリー
もとの造り酒屋を改造したお蔵さんということもあり
試飲コーナーも雰囲気のあるスペース。
ここの かざま甲州・辛口白 というワインは
2011年物はたいへんに出来がよくぜひ買い求めたかったのですが
残念、すでに完売とのことでした。
がしかし、お蔵さんの話では ラベルをぜんぶ使ってしまった!
という冗談みたいなことが品切れの原因とかで
今後の出荷情報に注目したいところです。
わたしは試飲した中からおなじく かざま甲州 の
やはり出来がよかったことで知られる2006年モノを買いました。
とっても円やかでまったくカドのない味わいです。
ここでは併設されているレストランでワインに合う軽食を味わうことができます。
こんかいは完売してしまったかざま甲州のやや甘口を3人で1本飲みました。
やや甘口といっても辛口と比較すれば甘いというだけのことで
そのバランスに優れた円やかな味わいに変わりはありません。