赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ニセ現行品ハイニッカ?! とジョニーウォーカーオールドボトルの変遷

イメージ 1

こないだ古いハイニッカを ”現行品 ” と騙して売りつけた酒屋へ
今日こそは文句をいいに行ってきました! (笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/iida200/16535782.html

おばちゃん曰く日本のは    級別=古いの 、 そうじゃないの=いまの
どうやらこれくらいの区別しかないようです(笑)
そんなわけで今日もお茶を一杯ご馳走になって
まあ、マッサンの話で盛り上がり、一件落着。
そんな話をしてるうちに息子さんが
” たしか環七の角の酒屋にジョニ赤の特級があった ”
と言い出し、ちょっと遠かったけど帰りに立ち寄ってみました。

酒屋を半分あきらめたような古~いタバコ屋さん。
う~ん、特級じゃなかった・・・
が、裏ラベルの表記はUDJだからまあ90年代くらいでしょうかね?
でもこの意匠のストライディングマンには初めて出会ったので
これもまあ、まずまずの釣果としておきましょう。
値段も ” 1000円でいいからほかになんか買ってよ! ”
ということで伊藤園の烏龍茶を買いました。。
コレも2Lで108円ってけっこう安いですよね ?!







































































































































































































































































イメージ 2

参考までに手持ちのジョニーウォーカー レッドラベルの変遷を。
向かっていちばん左は特級表記なので1989年の法改正以前、
向かって右は同包されていた懸賞応募ハガキの締め切り日から
2006年に売られていたことがわかる、そして今日買ってきたのが真ん中。

イメージ 3

裏ラベルの写真。
拡大してみていただけるとわかりますが、右端は取り扱いインポーターが
ジャーディンワインアンドスピリッツ(株)
左とまん中はユナイテッドディスティラーズジャパンの取り扱い。
逆算すればきょう買って来た真ん中は中間で90年代前半~2000年代前半に
販売されたものと考えるのが妥当なんでしょうね。

イメージ 4

そしてストライディングマンの意匠の変遷。
取り扱い業者が変わった時期に簡略された絵に変わったことがわかります。
紳士の横に書かれた世界各地の都市名は ” 世界中どこでも同一品質 ” を
誇ったものだということです。。


ところでみなさん、こんなブログを見て、オークションなどに走られませんように!
ジョニーウォーカーのオールドボトルは非常に多くイミテーションが出回っています。
わたしはオールドボトル愛好家でもなんでもないただのウイスキー好きですが
そんな私が見ても金属キャップのハカマ部分の色が変わっていて
あきらかに中身を詰め替えたと思われる品がかなり出品されています。
それでもニセモノとわかるテイスティング能力があればまだマシですが
そうじゃなければ影でイヒヒと笑う悪徳出品者の餌食になるだけです。
安心して嗜めるジョニーウォーカーは茶の間のノートPCでは入手できません。
信用できる酒屋さんと楽しくコミニュケーションする中で足で見つけるものです。。