赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

列車代行バスに乗ってみた 全線運休中のひたちなか海浜鉄道

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おお盛り上がりだった7両連結撮影会は16時までだったのですが、私は思うところあり14時ころに
那珂湊駅をあとにしました。思うところとは代行バスに乗って被災地の現状を見てみようと思ったのです。
それにお土産も含めて3枚も買った湊線応援券つき1日フリー切符も持っていましたのでね。
 
(上 那珂湊駅に着いた鉄道代行バス。ルーツとなった茨城交通のバスを使用中。ブルーのジャケットの人が
  ひたちなか海浜鉄道の職員さん。発着ごとにバスを降りて乗客に案内、切符の販売&回収を行う )
 
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 ここはたまたま那珂湊駅
バス停をそのまま利用して
いるますが、他のほとんどの
停車地は駅ごとにその場所に相当する幹線道路沿いにあるバス停を使用しています。
私見ですが、これはマズイん
じゃないかと思います。
だって駅じゃない場所にバス
を停めてそれで不便なければ
鉄道不要論に発展しかねないじゃあないですか?
まあ短期間で復旧すれば
問題ないとは思いますが。
あくまで駅に停めないと・・・?
  
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これは始発のJR勝田駅
撮った写真。職員さんも
なれない切符売りに苦労して
いるのか、つり銭等を地面に
置いてバッグの中を探してる
代行バスの中で聞いたハナシ
では制服のポケットがつり銭
の重さで、もうポケットの内側
が破れてしまったひともいる
そうです。ご苦労様!!
 
 
 
 
 
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バス停で料金を払うと
このような精算券を渡される。
硬券サイズでパウチしてあり
再使用に耐えます。
3ヶ月という微妙な期間ゆえ
のアイデアなのでしょう。
製作にはけっこう手間が
かかったんでしょうね。
 
 
 
 
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日曜日の午後ということで
乗車率はこのくらい。
おもしろいのはガラガラなのに
乗客はみな線路側の座席に
座っています。
運休中の湊線に思いを馳せて
いるのでしょうか?
 
 
 
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那珂湊駅から5分も走ると
バスは山に差し掛かり
登って降りたところは
写真の岸に出くわします。
” 海浜鉄道 ” たるところ
ですね。
ここからの雰囲気は海岸沿いの道路に延々漁師町が続き
たとえるなら日高本線の様似
のさきの襟裳岬に通ずる
バス路線に雰囲気が似ています。
 
 
 
 
意外や意外だったのは、もう震災から約2ヶ月が経つからなのでしょうか。建物や道路には震災の爪あと
らしきものはまったく見当たりませんでした。強いてあげれば瓦屋根の上にブルーシートが見えるくらい。
むしろ帰り道のJR常磐線から見る水戸から先のほうがはるかに震災の爪あとは多く見られます。
それだけ湊線の復旧も近いということならばそれはうれしいことですね。
そんななか、野次馬根性がないといえばウソになり、被害を受けた線路とかが見えるかな?とも思ったのですが
バスの車窓からはまったく見えませんでした。バスは思いっきり海っぺりを走っており鉄道はその上の丘の上を走っているもの? と思われます。  そうこうしているうちにバスはわずか20分ほどで終点阿字ヶ浦駅に。。。
 
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時節柄、黄砂の吹き荒れる終点阿字ヶ浦駅に信号の赤色がさびしく灯ります。
一日も早くこの信号機が列車に向かって青信号を灯してくれますように・・・
 
 
 
 
 
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          吉田社長とお話した中では7月以前にも被害の小さい勝田~那珂湊の間は
          先に復旧、部分開通できるかも、ということでした。 
 
          そうしたらすぐに乗りにいきますからね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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     がんばっぺ!! 茨城
      (いばらき ですからね、正確には)