さてさて、更新が滞っております ・・・
なにせこのブログは ” テツ旅ルポ ” を標榜してるブログですので列車で出かけないことにはネタがない・・・
がしかし、ここのところ私の営業所では季節ハズレの11月人事異動によってひっちゃかめっちゃか状態で
とうとう所長がテンパッちゃったもんで先の予定がまったく立たず、出かける予定がまったくたたない。
” 赤い酔星クン、今晩○×副所長と当直替われる? ” なんてのが毎朝じゃあ・・・ メゲますよね 笑
そんなときにうってつけのニュースが飛び込んできました!
矢も盾もたまらず会社帰りに飛び出しました、なんせ営業所の前から都バスに乗ると200円で東京駅に着く!
しっかし、この場所がウェブ広告とかで見るとすんごくわかりにくいのです。
わざわざわかりにくく書いてあるような略図。
実際にいってみるとここは新規にオープンした ” グランスタダイニング ” というエリアの中にあり
どうやら青森まで開通した東北新幹線沿線のうまいモノ屋を凝縮したようなエリアであります。
店舗を外観から見ると、う~ん、北斗星グランシャリオのような赤いシェードのランプ。 いいねぇ!!
さっそくニコニコしながら中に入ると、残念。 ひとり客のオイラはカウンターに通されてしまいました・・・
赤いシェードはおあずけです。 涙
以下は写真レポート
カウンターもなかなかです!
ガラスの下に敷かれてるのは
おそらく昭和30年代くらいの
車掌用路線図ですね!!
これを食べに来ました!
で提供されている
仏料理コースから
メインとデザートが供されます
(両車はまったく同じメニュー)
最初にこのセットが出ます。
(ビール別 実際の食堂車
では北海道クラシックです)
呑みテツのブログだから
ビールくらい写ってないとね
そうそう、コレコレ!!
北斗星の食堂車
グランシャリオで食べました!
主役のフィレ肉はもちろん
ちりばめられた温野菜が
とっても熱々でおいしい!
お肉でライスをいただいた後
ぜいたくなおつまみとして
ビールをゆっくり飲みましたよ
食事のあとに出てくるセット
デザートはたっぷりあるので
の~んびり車窓を楽しめます
(でも北斗星から見える
車窓は、北関東特有の
ピンクのネオンでーす!)
カウンターまえの壁には
年代モノの食堂車の写真
呑みテツの大先輩である
内田百閒さんとかは
こーいうのでヒマラヤくんと
旅したんですねぇ
(文中のはと号です)
JRの食堂車とともに歩んできた日本食堂NREにしかできない文化事業だといえますね。
車内で手をかけた料理を提供する食堂車はなく、かなりのテツのなかにもこういった場所での料理を
実際に食べたことのないひとは残念ながらかなりいらっしゃいます。
俺っ? わたし?? と思う方はわたくし赤い酔星が、味のほうは保障しますからぜひ体験してみてください。
というのも食堂車の料理というのは、じつはビックリするほどおいしいのです。
また、おいしくないと食堂車としては経営が成り立たない構造にもなっているのです。
学生時代に食堂車でアルバイト経験のある鉄道アナリスト、川島令三氏の著書にも書かれているのですが
列車内で食事を供するのにはスペースと時間の制約からたいへんに高いコストがかかります。
その高コストの中で限られた客数から利益を出すには対価を高く設定する必要がある。
しかし、おいしくないものでは誰も高いお金は出さなくなり、したがって必然的に高級志向ならざる得ない。
さらにトワイライトエクスプレスにいたっては12000円という設定になっています。
しかし、その内容はわたしのブルートレイン完乗体験からいえばどれも自信を持っておすすめできるモノでした。
食べかけの写真でで恐縮ですが切らないと見えないので・・・
このフィレ肉の断面を見れば料理のわかる人ならば納得できるハズです!
また、このデミグラスソースもそうとうなモノでした。
安くはありませんがなかなかおもしろい存在ですよ、この店。
しっかし。このカシオペアというのがクセもので、あれはオール2人用A個室という設定上ひとりでは乗れない。
とはいえ、わたくし赤い酔星、ひとりもんでございます・・・
春先になると一部限定でカシオペアひとり乗車券というさびしいキップも売り出されますが
あれはJR北海道管内で上り列車に限り売り出されるもので、関東在住では購入が簡単じゃあありません。
どうやってカシオペアに乗るか??
そいつはまたこの店で、 こんどはビーフシチューでもたべながら考えますか ねっ ・・・・・・ 笑
日本食堂 東京駅グランスタダイニング店