赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

トワイライトExp. シングルツインの狭さを堪能する!

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考えてみれば ” シングルツイン ” っては摩訶不思議な名称ですよね?
 
シングルって一人用、ツインって二人用? がしかしこの表現はまさに ”いいえて妙” なのですよ。
今回はトワイにしかない、この不思議な個室空間について書いてみましょう。
 
現在ある寝台特急の魅力は個室寝台であるということになるのでしょうが
なかでももっとも人気があるのは4人用Bコンパートメントとおなじ値段で利用できる個室 
” ソロ ” というやつです。
しかし、トワイにはこのソロが設定されていなく、そのかわりに?シングルツインがあります。
前回わたしが利用したこの個室、なんといってもとにかく狭い!
その狭さをなんとかして伝えようと写真を撮りまくったのですが、狭すぎてうまく写せないほど狭い!
そのなかでもまあまあ伝わるかな、というのが上の写真です。
右端はドアです、その真横にソファーは向かい合わせに2つあり、背もたれを落として座面を延ばすと
下段の寝台になるといったスンポウです。 その狭さたるや、寝返り不可(笑)
ま、そうはいってもコチラは呑みテツ。 真昼間から個室で呑み、ディナーでも呑み、夜遅くまでパブタイムで飲み
青函トンネルはサロンカーで眺め、部屋にもどった時にはもうヘロヘロで、少々せまくても熟睡できましした。
(事実、6時からの1回目朝食に見事寝坊遅刻! 食堂車のマネージャーに叩き起こされたのでした・・・)
 
このソファー、写真のものは小さいほうで、向かいのものはこれより少々幅が広く上半身はコチラ側がいいです。
 
昼間は2人使用なわけですから、これだけ距離が近いとかなり仲のいい二人でないとキツイかも?
かわいい彼女といっしょならうれしいけど古女房だったら??  野郎だったら完全NGのせまさでしょう。
 
がしかし、これが一人使用であれば、この狭さが時間の経過とともに快適になってくるから不思議です。
小さい空間には不似合いなくらいデカイ窓は閉塞感を感じさせませんし
私はウェブのテツ友さんと交信しながら移動したりするのですが、壁にあるコンセントはありがたいものです。
また、呑みテツゆえ酒の肴は欠かせませんが個室なら狭くたって多少ニオう肴だってへっちゃらです。
 
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見た目はあんまりよくないですが、スモークサーモンでうまいウイスキーをチビチビ、サイコーです!
ちなみに、大阪駅構内のトワイが発着するホームの先頭側階段を降りた改札の正面に ” IKARI ”という
高級スーパーがありますので、乗車前にはなんでも調達することができます。
上野駅13番線地平ホームにも負けじと改札横に ザ・ガーデン という似たようなスーパーがありますが
これは豪華寝台特急にはたいへん重要なことだと思います、これがあるだけで呑みテツはシアワセになります!
 
話がヨコミチにそれました、元に戻しましょう!
 
トワイを使ったツアーにはシングルツインについて必ず ” 手狭なためお2人様でのご使用はお勧めしません”
という注意書きがあります。 それはこういう現実。
 
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上の写真のソファーから上をみるとこういう景色になっています。
ドアの横の小さな小さなハシゴを上ると、足元を切り欠いた上段ベッド、相方はここで寝ることになるのです・・・
おまけに車両は天井にアールがついた24系客車ですから天井が湾曲してさらに狭さを助長しています。
リタイアメントご夫婦の利用については残念ながら誤解を恐れず敢えて ”危険!” と申し上げましょう。
利用できるとすれば小柄で元気な女性とか、あるいは小学校高学年くらいのお子さん、くらいでしょうね。
 
 
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