続きです。
この駅も近隣に民家はなく
いわゆる秘境駅に
数えられている駅なのだが
周りが開けているのと
岩山ではないせいなのか
他の秘境駅と比べて
ソフトな印象がある。
ダムの影響で線路下の川は
ほとんど水かさがないのであるが。。
駅前広場にはこんな看板もある。
かなりおそろしい絵だね。
お約束なので駅構内の外からのショットを。
駅前のひなびた畑の景色がなんともいえない。
ここも秘境駅に数えられたりするが
車も普通に入れるし民家もあるし
それはチト違うと思う。
民家は一軒。
離れと納屋と作業場と厠から成る風情あるおうち。
売ってくれないかな、終の棲家に最適だと思う。
旧三信鉄道の長野方の起点駅。
かなりさびれてはいるがいちおう温泉場なので
飲食店もあり、暖かいそばで体力を回復する。
ただし、商店のような店は見当たらないので
食料調達は意外に難しそうな街。
駅は駅員常時配置駅であり乗務員休憩宿舎などのある。
ここから乗車した119の車内で
貴重な場面を見たので記録しておいた。
119では最後尾にパーテションを張り
途中駅に降ろす新聞等のための ” 荷物室 ” を設けている。
始発電車内でそれを設置している場面だ。
119の引退後はこのようなオペレーションはどうなるのだろう?
ここからは再び旧伊那電気鉄道区間に戻る。
とたんに申し合わせたように近代的な風情のない駅になる。
ここから乗った119の車内でなじみの車掌さんとちょっと雑談。
” 119はクルーのみなさんにとってどうだったんですか? ”
と聞いてみると
” 運転士にも車掌にもいろんな意味で融通の効く車両で
みんな経験が浅かったころにはいろいろ助けられてます。
だからやっぱりさびしいですよ。
ただ、山の中では正直、313の暖房はよく効くんで
それだけは変わって楽になるかなって思ってます ”
ということだった。
ときまた
住宅地のまんなかにある
比較的新しい時期に立て替えられた普通の無人駅。
だしな
時又と同じく住宅地の真ん中にある、それだけの駅だが
こちらのほうが古い町並み。
けが
雨天ということもあり、18時になるとこのとおり
日もとっぷり暮れてしまい
あんまり真っ暗では街の様子もわからず
旅の記録としては ? になってしまうので
きょうはこれくらいにしておこうと思う。
ここからやってきた313に乗り
天竜峡駅で乗り継ぎ2分で向かい側ホームに止まっていたのは
単コロ119のM1編成!
豊橋までの約3時間半がわたしにとっての最後の119乗車になるのだから
これはもう鉄道の神様からのプレゼントとしか思えない。
” きょうまでよく全駅下車をがんばったね ”
といわれたような気がしました。
カメラバッグの中に1本だけ残ったパック酒を飲みながら
そのモーター音を心に焼き付けながら一路豊橋へ。
豊橋のすこし手前で豊川の堤防を越える勾配で
フルノッチ入れて全力で走る音を聴いて
ちょびっとホロッときちまったりしちゃったのでした。
Thank you 119 !
( # 85/94 3/ 4/2012 )
全駅下車までマジック9が点灯!!