赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

黒PEN登場!

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きょうはひさびさの丸一日休みで、また飯田線を少ないながらも訪れようと
思っていたのですが、早朝出発前にあわただしく準備をしているときに
前回の飯田線行で知り合った飯田市在住のMさんから携帯にメール。
 
” きょうはどしゃぶりだから来ないほうがいいですよ、写真撮れませんよ~ ”
 
とメッセージをいただきました。 情報感謝! ということできょうは断念。
そんなわけでもう一度寝なおし、昼過ぎから、そろそろやんなくちゃな~
と思っていた黒PENのフィッティングをしてすごしてこの時間になっちゃいました!
 
この黒PEN。じつはもう年始にあった中古カメラ店のお年玉企画で
2万円を大幅に切るようなスペシャルプライスで買ったもの。
すでにE-P1を買ったばかりなのにどうしてすぐにE-P2を?というと
このマイクロフォーサーズという分野にはレンズなら各種アダプターを介して
なんでも使えちゃうという特徴があるもんですからそれをやっちゃおうと。
ただ、すでに持っているシルバーのE-P1はテツ旅カメラとしての役割があるので
しっかり区別して、別にボロくていいからこてんぱんに普段使い用にもう1台?
と探していたのです。 困ったことにすごく安かったけどボロくないので
こてんぱんに使う勇気がイマイチないのですが・・・
 
で、使うまでにここまで時間がかかった理由はというと。
 
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その、いわゆるこの趣味の世界でいうオールドレンズの選定です。
ウェブでいろいろ調べるとそれこそ星の数ほどおもしろそうなものはあるのですが
今回は使い始めなので、チョートク先生が実際に系列品を使っていて
その評価も高い、ロシア製のJUPITER8 ( 50mm/F2.0 ) を選んでみました。
こいつは光学技術を持たない旧ソ連が大戦末期にドイツのイエナに攻め込み
優秀なカールツァイスの技術者や生産設備をごっそり自国に持ち帰って
強制的に生産を継続させたという悲しい歴史の産物であります。
(戦時中は戦車の車外監視スコープを作るのに光学技術が重要だった)
ただ、その性能はもともとがツァイスというか戦前のツァイスそのものなので
写りは現在でも優秀。そりゃゾナー50mmそのものなわけですから。
さらに見たところマルチコートっぽいのでT*にも劣らないかもしれません。

これについては専門店でデッドストックかつ整備品を買い求めたので
1万円ほどしましたが中古の良品であればオークションで4000円くらいから
じゅうぶんに落札できるはずです。
 
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まだまだ撮影技術が追いついていないのですが試し撮り。
開放での静物撮影です。
もともとゾナーの特徴としてピントが合っているところは超シャープに写り
そうでないところは対照的に美しくボケるという特徴があるのですが
1枚目のからその個性はハッキリと現れています。
オールドレンズではアダプターを使うと焦点距離が2倍 (50mm ×2 で100mm!)
という事情と、当然オートフォーカスは効かず
また、ファインダーも絞りを絞ったあとの暗い状態でピントを合わせるので
合焦までそれなりの時間がかかることになり
その点でいうと動くのが当然の鉄道写真にどう使っていくか?
しっかり考えていかないとと思っています。
 
なお、もう1本オールドレンズとしておなじような経歴を持つ
3000円で落札したデッドストック品のロシア製・インダスター50mmL/D。
(こちらはカールツァイスのテッサーコピー)
また、フィルム時代の資産として所有していたヤシカ時代の
カールツァイス・テッサー45mm/F2.8とプラナー50mm/F1.7も手元にあるので
これらも黒PENにつけて使ってみようと思います。
 
それらのフィルターや、アダプターや中古なのでついてなかったキャップや
フードやモニターの保護シートなどもろもろ
安月給のサラリーマンゆえ、安いものを吟味していたら
2ヶ月半もかかっちゃったというわけです。
 
 
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実際にはUVフィルターと分相応な安物のメタルフードを付けて
こんな形態で持ち歩くことになる。
 
 
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この角度から見るのがLEICA Mシリーズっぽくて好きです。
そういえばこのレンズはライカLマウントですね。
もともとボディーの小さなレンジファインダー機用のレンズなので
小さなPENにはよくフィットするし、実際にホールドした感触もしっくりきます。
アダプターの記号はライカM39からマイクロフォーサーズということ。
ヤフオクで中国製のパチもんを2000円ほどで買い求めました。
成りがパチもんのレンズに使うのでこれで充分だと思います。
そんなわけでストラップもLEICAに付属の新品をヤフオクで2000円ほどで購入。
これが装着がえらい困難なキワモノで流血しながら約1時間かかりましたとさ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ついでに楽天で安いのをみつけたので
カメラバッグも買ってみました。
すでに持っているE-P1用のとおんなじDONKEのFX-5Bですが
こちらはコットンに防水用の油脂を染み込ませたワックスウェアというもの。
カメラ人類の物欲は留まるところを知らないので
こうしてブログで ” これでおしまい ” と宣言しているのですよ。