きょうは毎日呑んでばかりいないで給料日前ということもあり?
入場無料の水戸岡鋭冶氏の大鉄道時代展に
六本木・アクシスギャラリーへ行ってきました。
水戸岡氏といえば、JR九州を中心に車両、駅舎、制服、ラッピング
に至るまでトータルしてそのすべてをデザインする敏腕デザイナー
ということはテツならば漠然とわかっていることなのですが
その実際は九州という距離もあり、あまりわかってはいないのが
ホンネというところですが、その部分に東京にいながら触れることができる
ということなので、この貴重な機会に訪問してみました。
なお、このイベントは夏に博多で開催したものでもあります。
会場はメインの4FギャラリーとサブのB1と二箇所。
まずはメイン会場から見てみます。
最初に目に飛び込む
実物シートの数々!
NHKプロフェッショナルでも
取り上げられましたが
水戸岡氏が特に力を
入れてデザインする部分。
一番前はツバメの皮シート。
その後も車両ごとに違う
シートを試すことができます。
シートはマンマシンインターフェース
なわけですから重要
なのですね。
座ってますカンジるのは
横幅が やや 広い。
この やや広い のが重要。
私自身もカラダが大きいの
ですが、この やや 大きく
なった日本人の体型にちゃん
と対応しているのはわずかに
小田急ロマンスカーVSEとか
JR・E257系くらいしかない。
これには地道な公衆データ
の分析という基礎研究が
あるに違いない。
呑みテツなのでテーブルは
念入りにチェックしなければ。
肘掛け全部のテーブルカバー
の切り欠けはカバーを
起こしやすくするため。
テーブル右端の黒いのは
肘掛け内に収納された
テーブルを取りやすくする
工夫。テーブル手前の細長い
線は書き物をする人のため
ペンを収める窪み。
使う人の側に立った気遣いが
下車するまでテーブルがあるの
に気づかない255なんかとは
違うのだ。
そして取り出したテーブルは
私やT塚社長でも大きな腹が
突っかえない位置にある。
これがNHKプロフェッショナルで
大きく取り上げられた
こども用特急あそぼーいの
” 親子シート ” 。
超人気で人がいない瞬間に
わっと撮ったもんで
ピンボケですみません。
ぜんぶケータイで撮ってる
ので難しいんです・・・
和歌山電鉄のキャラクター
” TAMA ” のキャラクター
をモチーフにしたタマルーム
こちらはJR九州の
” あそぼーい ” のキャラクター
” KURO ” バージョン。
このいろいろな表情のKURO
が車内に実際にちりばめて
あるわけなのです。
もちろんTAMAやKUROの
キャラクター商品も水戸岡氏
のデザインによります。
モックアップなんかもあった。
このほかの水戸岡作品も
会場内のあちこちにあった。
地下の会場にはJR九州の
ノベルティーの展示も。
こんな小さなモノに至るまで
水戸岡作品によって
トータルに演出されてるのだ。
わたしも本社勤務になったら
つばめドットのネクタイで会議
に出ようかな?
グラフィック編に続く・・・