赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

臨時観光急行となったその後のキハ52 いすみ鉄道

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すこし前に書いた、復活したいすみ鉄道・キハ52ですが、はや4月29日から臨時扱いではありますが
土日祭日はレギュラーで臨時観光急行という名目で運用に入っております。
GW中はボンネットバス&3輪トラックとのコラボイベントなどもあり、売店の売り上げが1日100万円!
を超えるほどの賑わいを見せたようですが、GW以降は落ち着いているよ、という情報をもらいましたので
この14日にぼちぼち出かけていってみました。
 
写真は撮影&休憩タイム中の風そよぐ谷 国吉駅でのヒトコマです。
小さく写ってるはっぴ姿の女性は、そう! トレインアテンダントさんが乗務するようになりました。
鳥塚社長は秋アキ師匠の本丸である由利高原鉄道まで自腹で訪れアテンダント乗務を研究したのだそうです。
まだいまのところは社長か職員さんとコンビを組んでですが主に検札と記念品配布や案内を担当しています。
 
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 きょうは朝から1日フル乗車
を敢行しました!
午前中の11:12大原発
事前予約が可能なので
まずはここからスタート!
これだと2500円かかりますが
定価1000円の駅弁・忠勝弁当
と、この回の急行券300円と
1日フリー乗車券が含まれる
のでスターターセットとしては
適当と思われます。
大原駅はいちおう無人駅なので当日に大原駅構内にある
予約をしてある旨を伝えて
乗車券その他を買い求める
システムでになっています。 
                          で、アテンダントさんに検札してもらい、乗車です!
 
いすみ鉄道 詳しいキハ52の乗車方法と予約については→ http://www.isumirail.co.jp/index.php?did=73
 
 
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こんかい目についてたのが
このビンのコカコーラ。
キハ52は昭和中期の車両
栓抜きがついているのです。
ビジネスチャンスというのは
いや、どこに転がってるのか
わからないものですね!
始発の大原駅、大多喜駅
あと休憩タイムのある国吉駅
にて氷水でよく冷やして販売
しております。
 
 
 
 
走りだすと、まずカンジるのは車両の速度がすごくゆっくりだなぁ、ということです。
このキハ52-125がもともと在籍していた大糸線という路線は線路の保線費用を節約するために
車両の速度をゆっくりに制限して路線のイタミを押さえていた路線なのですが
そのときと同じ空気感がここにも流れています。 観光路線としてとてもいい雰囲気であります。 加えて・・・
 
 
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          もともと ” ムーミン列車 ” というテーマを持ついすみ鉄道は沿線の何箇所かに
          原寸大のキャラクターオブジェがあるのですが、どこもいつものレールバスでは
          ほんの数秒で通過してしまうので撮影は至難の業でした。
          しかし、観光急行たるキハ52では案内放送つきでそういうポイントを最徐行します。
          ここは大きな池のほとりでスナフキンとミーが釣りをしているポイントです。
          例の中井さんちのダイニゴノマチフミキリ? でも同様にアナウンスが入るので
          車窓からでも撮影しそこなうことがありません。
 
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車窓から見える日本家屋と
いっぱいに水を戴いた田んぼ
季節が進むにつれこれが
グリーンカーペットとなり
黄金色のじゅうたんとなり
また、その中を行くキハ52の
風景が変化していくのも
またまたこの先の楽しみです
 
 
 
 
 
 
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もうひとつの終点&始発駅の
デンタルサポート大多喜駅
反対側の本社屋の駅舎と
比べるとこちらは古典的な
昭和の原風景的な景色。
昭和40年代の日本の夏?
 
 
 
 
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 午前中の大原~大多喜は
11:53大多喜着。
つぎの大原ゆきになるのは
13:45なので国吉に戻り
ホームにたくさんある常設の
ピクニックテーブルに座って
予約特典である忠勝弁当を
ゆっくり食べました。
アウトドアで食るとおいしい!
木漏れ日もいいカンジです。
いつかここで1日、いいワインとバケット、チーズとか持って
トレインウォッチングしたい。
いいですよね?鳥塚社長!!
 ( 12:14大多喜発12:26国吉着
 戻るのは13:18に国吉発で
 13:31に再び大多喜着なので
 急行券を持ってれば余裕で
                                                  13:45の急行キハ52に乗れます)
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こんかい初めて見つけたの
ですが、反対ホームには
臨時コーヒースタンドが開設
オーダーを受けてからお湯を
沸かしてドリップという時間の
ゆったりした流れもいい!
またハワイコナ一品のみの
営業というのもこだわりを
カンジてとてもいいのです。
 
 
 
     
   そしてキハ52の天井には社長コレクション・昭和の中吊り広告!
 
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おお、ホンダZ。
 
スペアタイヤの収納場所がシュール。
 
 
 
 
 
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    トリニトロン
 
    ” この価格 ” というのが149000円
     というのがいかにも昭和なのだな。
 
 
 
 
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 サブちゃん、何歳のころだい!?
 
 
 
 
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    いまでいうJR-Fなのか。
    ” 頼れる奴 ” 。
    よく見るとなんとEF58の貨物列車だ!
 
 
 
 
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ここらは鉄っちゃんにはたまらんね。
 
 
 
 
しかしその下の車内を見ると・・・
 
 
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 システムとしては各便発車1時間前から発車駅で急行整理券を発売(300円)という乗車方法ですが
各運行の最後のほうになるとアテンダントさんが車内での次の便の急行整理券を売りにきてくれるので
あとの便になるにつけ雪だるま式に乗客は増えていくのではありますが、さいごの便でも土曜日なのに
こんなもんでございます。 ま、社長の考えに ” 空いていてこそローカル線 ” というのがあるようなので
そりゃ、ゆったりしているのはうれしいけれど、せっかく鳴り物入りで登場したキハ52。
せっかくだからもうちょっとおおぜいで乗ってあげたいと思うのはわたしだけでしょうかねー! 
 
 
みなさん、もっともっといすみ鉄道にいきましょう。
 
 
 
     こんな鉄道グッズ、すごくうれしい!! のコーナー!
 
       大多喜駅のみやげ物&グッズショップ ” 黄色い列車 ” のレジで見つけました。
 
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  なんと! その日に自分が乗った列車に
 実際使われていたサボが売ってるんです!
 はじっことか下のほうについてる赤ペンキ
 これはほかでもない国鉄色ですよね!
 粋なことするなぁ、さすがいすみ鉄道!!
 すばらしい記念になりますね。
 
 (表面 両端に国鉄色の赤ペンキ付着!)                                                                        (裏面 その日の列車番号             未使用品は1500円、使用済みは2000円です                が書かれている )           
                 
                                                   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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          ” 昭和のお茶 ” こんなふうにラフに持ち歩いても意外にこぼれないのよん