リカーマウンテンさんの企画商品。
スコットランドを訪れた際に樽買いに成功し、
リカマンさんらしく七千円をちょっと切るお買い得価格で
このスペックだけ見ればかなりがんばってくださったよう。
これもボトラーズと見るならばおトクな授業料 ？ として
庶民としては手を出さないわけにはいきません。
外観・色
うすいゴールド～麦わら
輝き、透明感ともによし
香り
立ちは中程度～よい おだやかに語りかけてくる印象
クレイゲラヒらしい甘い麦の香り、クリームウエハース
レモンシロップ ワイルドなはちみつ
奥から若干のメタリック 機械油 ミント
味わい
アタックでまず、甘さを感じた瞬間、
すかさずほろ苦さが高速で広がり
そこから収束にむかって心地よくスパイシー、
後半、夏みかんのピール、展開のある味わい
余韻 充分に長い
樽からのホワイトスパイスを伴ってドライ
クレイゲラヒといえば麦の甘さ。
これがリッチに芳醇にでてくれればナイス！となるんですが
よくあるヤングエイジングではどうもニューポットっぽさが
クチに残ってしまい、なかなか飲みにくいものがあるのも事実です。
そういう子が実はウチにはおりまして、おそるおそる味わいをみましたが
これに関しては１０年モノということもあり、その点は大丈夫でした。
印象としてはかなりクローズ。
度数が高いこともあり、いいところが出たがってるくらいの印象。
ならばと数滴加水してみるとレモンシロップっぽさがすこし前に。
さらにトワイスアップまで見ると
ここでようやく100％グレープフルーツジュースのほろ苦さに。
開けたての現状では加水がおすすめとしつつ
すこし時間をあげたらどうよくなってくるかなと楽しみな１本です。。
