先週末、所属しているフェイスブックグループで
秩父蒸留所へ見学にいってきました。
恐れ多くも私が幹事を務めさせていただきはや3回目の訪問。
私共の活動に理解をいただき、見学の機会を下さっている
肥土社長はじめ、担当のブランドアンバサダー 吉川さんに
厚く御礼申し上げるものであります。。
(幹事ゆえ、そうそう集中して写真を撮りまくれない場面もあり、一部過去の写真を使っています)
説明を担当してくださるのはブランドアンバサダーの吉川由美さん。
スーパーモルトレディであります。
かなり詳しい説明から始ります。現在はコンチェルト種が中心とのこと。
グリストの原料比から具体的にサンプルを見せての説明。
翌日にWE試験のメンバーもいて、参考になります。
製造棟内に入ると目を惹くのがWWRをフィニッシュするオウバム樽。
液漏れしてしまい、長いことフランスへ修理に出していたのが
戻ってきたばかり、吉川さんも嬉しそうですね。
グループとして三回目の訪問で初めてマッシュタンに登らせていただきました。
どうやらMルスさんで試飲までさせていただいたのを意識してる?
ハスクが浮いている状態まで確認できるのは嬉しいですね。
大麦の殻と甘い香りが充満しています。
北海道で材を自ら買い付けた上で製作業者に持ち込むそう。
ひとりひとり、脚立で中をのぞかせてくれます
今回は醗酵初期のようで炭酸ガスが充満していました
いよいよポットスチルの説明
スコットランド フォーサイズ社では最小規格のポットスチル、
スモールサイズと下向きラインアームが重い酒質を生み出す
再留途中、ミドルカットのタイミングは秒単位で切り替えなければならない。
その時系列の変化をサンプルで経験させてくれるのが秩父蒸留所。
1秒変わるだけで香味が急上昇するのがわかります。
貯蔵庫には小規模な空間にさまざまな樽があります。
実験的なものもあり、ひとつひとつ詳しく説明していただけます。
(2015年1月撮影)
今回特別に樽工場の見学もさせていただきました
説明してくださるのはマルエス洋樽の技術を継承した渡部さん。
天然のシール材、ガマまで持たせていただき
原酒だけではなく樽の品質まで厳しく拘る秩父蒸留所の姿勢を肌で感じました。