赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ベリーズ リザーブ スペイサイド テイスティングノート

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” ポスト竹鶴12年を探せ! ” 第3弾はベリーズ リザーブ スペイサイド
 これもボトラーズフェスティバル2014で見初めてきたモルトです。
 が、条件付ノミネートです。


条件というのはこの先の継続入手が不透明。
BBRの日本法人は通年通して取り扱うということですが
現状、わたしの行動圏内で店頭にあるショップはナシ。
価格的に3300~4000円といいところなのですが・・・



外観・色
イエローゴールド 輝きはまあまあ 粘性もよい

香り
立ちはよい やや金属っぽい レモン 穀物
積極的に香りを取りにいって あおっぽいミント
雨上がりの草原
きなこ レモンクリームのクッキー

味わい
アタックは濃厚  あま苦 あまくしたバター
まん中で樽のニュアンス 木の渋み 
口蓋からハナに抜いてスパイシー、ペパーミント、ユーカリの葉
後半で柑橘 シシリアンレモン

余韻
弱いものだが何回も波のように続く 若干の白いスパイス
飲んだあとしばらくたってパフューミーな返りがある 


これも竹鶴のように2箇所の蒸留所で造られたモルトのバッティング。
( ミルトンダフのホッグスヘッドとダルユーインのシェリーバット )
竹鶴でも思うのですが、バッティングモルトを飲むと
それぞれの蒸留所の個性がよくわかります。
基本的なフルーティーさはミルトンダフ。
樽のニュアンスとスパイシーさはダルユーインそれぞれの由来でしょうね。
開栓直後のせいかバリバリに固く、もうしばらくしてまた見てみようかと思います。
バッティングモルトはあれっ、と思ってるうちにノドに入ってしまうくらい
単調で個性がわかりにくいこともままありますが
BBRの特徴として香味のカドが立っているのも功を奏しわかりやすいと思います。


なお、都内か三多摩地区くらいで店頭に置いているお店をご存知の方
下のコメント欄から情報いただけませんでしょうか?
いくつか取り扱っているお店は知っているのですがどれもウェブショップ。
送料がかかってはこのボトルのハイCPという個性がなくなってしまうので・・・