このブログをウイスキー主体にモデルチェインジしてから
日々100件近くのアクセスをいただいているのはたいへん嬉しい限り。
が、鉄道主体で書いていたときと比べコメントがほとんどなくなってしまいました。
まあこれは趣味性の違いにもよるものと思っているのですが
その中でもときどきコメント下さるのが鉄道主体のときからのお付き合い、
秋田県在住の鉄道カメラマン、秋アキさんこと佐藤和博さん。
( ブログ 酒と鉄道の日々 ビジュアル版 http://blogs.yahoo.co.jp/sun75777/folder/969508.html )
もともと鉄道+のんべえつながりのご縁なので
” それならずっと呑んでるスーパーニッカも利いてよ! ” とコメント戴きました。
で、半ドンの会社帰りに近隣で探したのですがこれがまったく見つからない。
寿司屋やスナック、パブ、バー (女性がいるほうの)の棚の主役だったのに・・・
まあこれは竹鶴ピュアモルトあたりが2000円程度で売られてるのを受けての
メーカーの政策なのかな?とも察するところであります。
ピュアモルトの2000円に対し1762円ではブレンデッドの位地づけは難しいのかも?
またこのスーパーニッカという商品は中学の理科で習ったウイスキーでもあります。
たしか第1分野でアルコールの組成を取り上げられたときに
コッチに書いたブレンド用アルコールが入っているが
スーパーニッカとロバートブラウンは原酒だけで造られている、
CMばっかり見ないで大人になったらどういうウイスキーを飲むかよく考えて・・・
たしかそういう内容でした。
これについては30年たった今、ちょっと調べてみたことがあります。
それはこの2冊を読んでのことです。
書かれている真偽については私自身が化学的に立証したわけではないので
では取材ベースでメーカーから聞き出した真実が収められており
ウイスキー呑みとして考えさせられること、
知っておかなければならないことが書かれています。
この会社のブレンデッドは、近年リニューアルと称して味が変わっています。
そしてこの本の中では ” 以前はそういうものも作っていたが今は造っていない ”
と明言している、が、ひとつ言えることは今では世界的に評価の高い
素晴らしいシングルモルトを造っているという事実。
私自身はそういうモノづくりをしたのは高度成長期の時代背景が求めた結果。
それが品質追求に変わったのも消費が落ち込んだのと酒税法の変革で
スコッチとがっぷり四つの相撲を取る必要になったのもまた時代背景と理解します。
そんななかでずっと同じ味で生きながらえているスーパーニッカを利いてみるのは
ちょっと価値のあることなんじゃないかな? と思いました。
秋アキさん、テイスティングノートはまたおいおい書きますね。。
あと、おとなりの JIM BEAM RYE 。
ちょっと前に津市のBar アンバールのアキモトさんにおしえていただいて買った
ワイルドターキー フォーギブン を理解するのに
ライウイスキーを経験しておく必要があるな、と思って購入しました。
ターキーのRYEは高いのでコッチにしちゃいました、1000円違いますからね (笑)
あと蛇足ですが、なかなか見つからなかったスーパーニッカをやっと見つけた
ちょっと大きなお店のカクヤス沼袋店さん。
ひさしぶりに立ち寄ったらウイスキーの品揃えがガラッと変わり
信濃屋さんや田中屋さんにもないような珍しいボトルが大量に入荷!
それも安いバーボンやブレンデッドがほとんどなので
これはちょっと遊べそうなカンジです。。