おとといアップしてかなり好評だった
そのテイスティングノートです。
テイスティングノート
外観・色
ゴールドからコハク 粘性は普通くらい
香り
立ちは普通 フレッシュなフルーツ 軽いサルファリー 白いスパイス
柑橘 オレンジ チョコレート ドライフルーツのダークチェリー 黄桃
かすかにニューポットのニュアンス
味わい
アタックでいきなり樽のニュアンス チョコレート
上口蓋の周辺部でペパーミント ナツメグ シナモン ジンジャーを伴いスパイシー
意識して探せばサルファリーも見つけられる
余韻にいく途中で甘いタンニン
余韻
挽きたてのフレッシュなスパイスが長く続く 粉っぽさ
飲んだあと随分たってから、ふと黄桃のニュアンスが現れたりする
オフィーシャルのマッカランの世界というものがやはりありますね。
そしてそこに必ずあるサルファリーなニュアンスを
行き過ぎない前にコントロールしておきかつ
ペパーミントのニュアンスとコンビネーションさせることで
おそらくブレンダーの狙いなのだと思います。
オールドボトルやよいマッカランを利くと
必ずあるのがこれは薄いのか? あるいはクリアすぎるのか?
ということですがやはりクリアなほうなのでしょう。
これだけ豊富な香味要素があって薄いということはないと思う。
ホワイト&マッカイのチーフブレンダー、リチャード・パターソン氏は
人間の鼻は右と左、それぞれの鼻腔でその役割が異なる、
担当する香味が異なるといっていますが
このボトルを利くとそれがよくわかります。