赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ザ・マッカラン ウイスキーメイカーズエディション テイスティングノート

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おとといアップしてかなり好評だった
ザ・マッカラン ウイスキーイカーズエディションをさっそく開栓してみました。
そのテイスティングノートです。



外観・色
ゴールドからコハク 粘性は普通くらい

香り
立ちは普通 フレッシュなフルーツ 軽いサルファリー 白いスパイス
柑橘 オレンジ チョコレート ドライフルーツのダークチェリー 黄桃 
かすかにニューポットのニュアンス

味わい
アタックでいきなり樽のニュアンス チョコレート 
真ん中でコクのあるシェリモルトを全開で楽しめる
上口蓋の周辺部でペパーミント ナツメグ シナモン ジンジャーを伴いスパイシー
意識して探せばサルファリーも見つけられる
余韻にいく途中で甘いタンニン

余韻
挽きたてのフレッシュなスパイスが長く続く 粉っぽさ
飲んだあと随分たってから、ふと黄桃のニュアンスが現れたりする

日本人の持っているマッカランのイメージを裏切らないマッカランらしいマッカラン
オフィーシャルのマッカランの世界というものがやはりありますね。
まず、そのアイデンティティたるシェリー樽のニュアンス。
そしてそこに必ずあるサルファリーなニュアンスを
行き過ぎない前にコントロールしておきかつ
これも意外なことにシェリカスクの特徴でもある
ペパーミントのニュアンスとコンビネーションさせることで
さわやかなシェリカスクモルトを実現するというのが
おそらくブレンダーの狙いなのだと思います。

オールドボトルやよいマッカランを利くと
必ずあるのがこれは薄いのか? あるいはクリアすぎるのか?
ということですがやはりクリアなほうなのでしょう。
これだけ豊富な香味要素があって薄いということはないと思う。
ホワイト&マッカイのチーフブレンダー、リチャード・パターソン氏は
人間の鼻は右と左、それぞれの鼻腔でその役割が異なる、
担当する香味が異なるといっていますが
このボトルを利くとそれがよくわかります。