昨日、中野坂上のハイランダーインさんで行われた
信濃屋さんのシルバーシール試飲会にいってきました。
シルバーシールはイタリアのボトラーズ業者です。
豪快なボス、マッシモ・リギ氏の繊細なウイスキーの話、
イタリア 人だから食事のあとに飲む 酒には徹底的にこだわる。
そのためにはカスクサンプルを朝昼晩、食事の後に3回テイスティングするなど
食にこだわるイタリア人らしいいかにも納得できる話でした。
面白いのは一昨日行われたプロ向けの試飲会では一番人気はロングモーン、
一般向けのきょうはミルトンダフ。
その違いは一昨日は昼間の実施、昨日は夜だから、と
なんの疑いもなく断定してるところです。
ランチ後に美味いウイスキーと夕飯前においしいウイスキーは絶対に違うと。。
なるほど、食に対するこだわりのレベルがちがうんだなぁ。
また、イタリアではシェリーカスクはみんな大好き、
でもサルファリーとか古樽のエグミは大嫌いなんだとか。
なんだか日本人に似ていますね。
そのとおり、どのモルトにも一貫して甘くキレイなフルーティーがありました。
今回たまたまとおっしゃってましたが
いやいや、そんなことはないような気がします。
信濃屋さんのシルバーシール試飲会にいってきました。
シルバーシールはイタリアのボトラーズ業者です。
豪快なボス、マッシモ・リギ氏の繊細なウイスキーの話、
イタリア 人だから食事のあとに飲む 酒には徹底的にこだわる。
そのためにはカスクサンプルを朝昼晩、食事の後に3回テイスティングするなど
食にこだわるイタリア人らしいいかにも納得できる話でした。
面白いのは一昨日行われたプロ向けの試飲会では一番人気はロングモーン、
一般向けのきょうはミルトンダフ。
その違いは一昨日は昼間の実施、昨日は夜だから、と
なんの疑いもなく断定してるところです。
ランチ後に美味いウイスキーと夕飯前においしいウイスキーは絶対に違うと。。
なるほど、食に対するこだわりのレベルがちがうんだなぁ。
また、イタリアではシェリーカスクはみんな大好き、
でもサルファリーとか古樽のエグミは大嫌いなんだとか。
なんだか日本人に似ていますね。
そのとおり、どのモルトにも一貫して甘くキレイなフルーティーがありました。
今回たまたまとおっしゃってましたが
いやいや、そんなことはないような気がします。
シルバーシールを飲むときの勘所がよくわかった試飲会でした!
会場に入るとスタッフからこのような冊子とボールペンが渡される
自分でもノートを記入できるスペースが空いており
とても好感の持てる上級者向きなツボを得た企画。
用意されたボトルはモルト4種、ラム2種① リトルミル 1990 23年
香り ケミカルっぽいフローラル、温泉の香り、こもったオレンジ
味わい ピート由来のロースト香 カンロ飴、ふんわりパフューミー
余韻 やはりケミカリーにほんのり長い
② ミルトンダフ 24年 1989
香り 柑橘、淡くレモンキャンディー 嗅ぎ込んで樽のニュアンス
味わい アタックでピリピリとスパイシー 真ん中でカクテルフルーツ 抜いてほろにが
余韻 ホワイトスパイスぴりぴり
③ ベンリネス 1998 15年
香り ふわっと甘い香り お香のニュアンス 奥にパフューミー ボンボン
味わい 甘くほんのりパフューミー 微妙にバイオレット 甘口の白ワイン
真ん中でピート由来のロースト香 ほのかにカラメル
余韻 甘く長い
④ ロングモーン 1992 21年
香り よく熟したフレッシュな赤いリンゴ 若い樽のニュアンス
味わい アタックで麦のニュアンス ピート由来のロースティー
真ん中でホワイトペッパーの炸裂
余韻 甘さ、若い樽のニュアンス
ラムは正直、あんまりわかんないのだが
このDEMARARとCARONIというボトル、
マテリアルがイタリアらしい秀逸さ。
この船とオウムの箱は飛び出す絵本みたいになっている!
そしてリギさんが得意そうにみんなにボトルを差し出して
” このラベルの滑らかな紙質は25歳のレディのお肌!! ” には大爆笑!!
自分的には16年ものだから16才のほうがよかった!
リギさん曰く、イタリアはデザインの国だからここまでこだわるんだそうです。。
後半、リギ オーナーの人生観を交えたウイスキーへの思いを
熱く語るスピーチがありました。
信濃屋さんの太っ腹でオールフリーでしたが
ほかにハイランダーイン東京さん所有のシルバーシールボトル、
ハイランドパーク18年、ロングモーン22年も特別価格提供。
なかでもハイランドパークはタンニンが強調された強烈な樽の風味なのだが
そこには一切のくどさやいやらしさがない
心地よい古樽のウッディーさがありました。
わたしのような初心者にはシェリーウッドの奥行きを経験し
その幅を広げる貴重な経験になりました。
信濃屋さん、シルバーシールさん、感謝いたします。。