赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

響12年 テイスティングノート

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前回掲出させていただいたオールドレンズ、Carl Zeiss Planer 50mm F1.7
で撮影した写真にはあちこちから好評をいただきました。
そんなわけで調子に乗って ” ウチでイチバン絵になるボトルは何だろう? ”
と考えて思いついたのが蒸留所で入手した 響12年 輿水精一サインボトル。
いうまでもなくサントリー社のチーフブレンダーです
グレンフィディックの撮影で旧いこのレンズは怖いくらいの描写性はあるものの
デジカメに装着するとややイエロー~グリーンに偏る発色は否めないので
今回はこれを逆手にとって紅めのホワイトバランスを使ってみました。
また、美しいボケの表現としてスコ文研のテイスティングシートと
山崎蒸留所仕様のテイスティンググラス、
あと、小道具としてゆふいんの森の天然木柄ペンも配してみました。。



外観 色
やや濃いめのゴールド だいたいクリアー

香り
立ちは普通~強め コニャックと共通するエナメル系塗料
濃厚な甘さ、熟したリンゴ、奥からバナナ、やっぱり梅酒
全体をふんわりカスタードクリームが包んでいるカンジ

味わい
アタックであきらかなトロピカルフルーツ、すこし熟したパパイヤ
口舌の周囲にほかのウイスキーでは感じない爽やかな強い酸味
それにややほろ苦さを伴うのでグレープフルーツか
まんなかでけっこうスパイシー ハナに抜いて柑橘の綿皮

余韻
あっさり。ここいらあたりはやはりブレンデッドだと思う。
強いて言えばマイルドなフルーティー&スパイシー


これだけ書いただけでもここまで複雑な要素が含まれる、
やはりヨーロッパでも高い評価を得るだけのことはあるウイスキー
最近は量販店でようやく4500円前後で買えるようになり
そろそろ日常酒の範疇に入れてもいいかな、と思わせます。
ただ、やはりグレーンを含む加水のブレンデッド。
積極的に味わいを取りにいくとシングルモルトのように濃くはないので
ある程度の量を飲んでしまい、早く減っちゃうのが難点かな・・・?




































































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輿水ボトルはあくまで飾っておくもの!
そんなわけでグラスの中身は東急ストアで買ったベビーボトルでした 笑