赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ケガと病気、そして人生を変えた2冊の本

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4月によくある生活習慣病でけっこう長く入院していました。

入院といっても午前中に検査が終わればとくにすることもなく
毎日ヒマにしているときに病棟医によくいわれたのは

” まあ、人生の中でこういう時間もなかなかないですから
  後半の人生についていろいろ考えてみたらどうですか? ”

という言葉でした。
なるほど、いわれてみればそうだなぁとも思い
昼食のあとに、ドラマ ” 相棒 ” の再放送が昼3時から始まるまでは
いろいろ考えてすごしていました。

呑み鉄という趣味なんかをやっているのに酒に制限がかかっちゃあ
ブログの看板変えなきゃならんなぁ、とか考えていたときに
ふと思い出したのが入院する少し前にコンビニで買った左の本。
呑み鉄旅ではキヲスクで買う酒は時間がたつと温くなっちゃうんで
冷たくなくてもわりとおいしく呑めるウイスキーには重宝していたこともあり
ウイスキーがよくわかるようになったらいいなぁ ” と思って買ったっきりだった1冊
いやまてよ、 と思いついてベッドの傍らにあった教育資料を見ると

飲酒は2単位(160キロカロリー)を守れる意思の強さがあれば
許可されることもある

とありました。
2単位を調べてみるとウイスキーでは60cc、ま、ダブルですね。

” なるほど、そのくらいの量でも
値は張るが、旨いシングルモルトならば満足できるんじゃないか? ”

と思いつき、退院してすこし数値が落ち着いてから
” あの本 ” を参考にラフロイグボウモアマッカランタリスカー
世界に名だたるシングルモルトの銘酒をちょびっとずつ味わっています。
呑み鉄ですでに下地はできていただけに、もうすっかり虜になってしまいました。
これは一生の趣味になりそうな予感です(笑)

” あの本 ” で人生が変わった経験がじつはもうひとつあります。
2007年の秋にオートバイで住宅地を走っていたときに
駐車場からものすごい勢いでバックしてきたワゴン車と接触転倒。
右手の指を2本骨折、1本脱臼するというケガをしました。
当時の職場は朝5時30分点呼だったので電車通勤は不可能。
止む無く日勤の日はタクシーで出勤し、2日間仮眠室に泊まり
3日目は当直なのでそのまま仮眠室にもう1泊し、
明けの昼間にバスで帰宅するという生活をを2ヶ月していました。
その当直室ではやっぱりヒマにしていて
営業所の1階にあったセブンイレブン暇つぶしに買ったのが
右側にあるもう1冊の ” あの本 ” 。

” ケガが治って慰謝料がたんまり入ったら寝台特急で贅沢に旅してやろう ”

と、ヒマな仮眠室で思いながもう1冊の ” あの本 ” を毎日読んでいました。。



























































































































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そしてケガが治り、慰謝料で最初に乗ったのが北斗星
この旅が私の鉄ライフのすべての原点です。








































































































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そして偶然にもたまたま入院前日に
古い知人からいただいたのが英国土産のラフロイグ
こんな個性のカタマリのようなのが入り口になったからこそ
この趣味にハマったのかもしれませぬ(笑)


コンビニにある雑誌のような書籍でも
編集者が魂を込めて作った本には人生を変える力があります。