赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

レイルマン構図がわかるようになってきた

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この冬もいよいよ18券のシーズンがやってきました。

最近では列車の時刻もほとんど携帯からJR-Eのサイトにアクセスして
えきねっと乗換・運賃案内を利用するので時刻表もメインでは使いませんが
それでもないと不安になるのが時刻表。この冬も愛用のコンパスを購入。
で、この表紙の写真、本屋さんでチラッ見ただけで
あっ、これはレイルマンフォトオフィスの写真だな、と一発でわかりました。
(正解は目次のいちばん上に書いてあります。少し前に村上悠太さんが
 高山本線にいっているのでおそらく彼の作品だと思われます。
(後日注 よく確認してみたところ、どうやら山崎氏の作品ということです!)


6月に江戸川区の鉄道イベントであった撮影会で山崎友也氏に出会い
9月には山崎氏が行っている首都大の撮影講座に通い、
現在11月~12月もまたその講座に通っている最中です。
そこでの講座の進めかたですが受講者が提出する写真を個別に
プロジェクターで投影し、それに山崎氏が講評を加えるという方法なのですが
そこで一貫して貫かれている考え方が山崎氏のいうグルジア構図、
おなじ事務所の中井精也さんのいうレイルマン構図という考え方です。

これは主題 (列車) をど真ん中に置く (日の丸の○のように) のではなく
長方形の画面を四分割したどこかに主題 (列車) を入れるようにして
その対角線の位置に副題を入れれば風景写真として
季節感も入れることができ、また画面上のバランスもいい
というのがおおむねの考え方です。

この表紙の写真では主題の車両が右下のマスに位置。
副題はなにかわかりにくいところですが私は青空だと思います。
それは左上のマスに位置するのでレイルマン構図が成立している。
だから本屋さんで一瞬見ただけでそれとわかったのです。

ただ、アタマでそうわかっていても実際自分が撮るとなるとこれが難しい!
なにしろ列車というヤツは細長いわけですから
なかなか1/4のマスには収まってくれない。
また、副題である季節感もそんなに都合よく
いつも対角線のマスに位置するわけではないですからね・・・
でも、いつもそういう絵を確実に撮ってくるのがさすがプロなわけです。

で、わたしは? というと、9月の首都大・熱血鉄道写真塾から山崎氏に
” ブログの主題写真をなんとかシッカリしたものにしたいのですが・・・ ”
と、前置きしながら講評をお願いしています。
そんなわけで、このブログの自信作を何回か持って行っては

” んーっ、まだ日の丸ですねぇ・・・ ”

というキツイ評価を何回かいただき
そのなかでも11月の講座で初めて合格点をもらったのがこの写真です。

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9月の講座受講中に九州でSL人吉を撮影したものなので
さすがに4マスは意識して車両は右下にもってきました。
副題は真夏の萌ゆる緑と蒼い空ですのでうまく収まりました。
わたしの写真はいつも ” 手前のレール入れすぎ ” といわれるのですが
これについては ” こんなもんで大丈夫 ” と。
また、他のレベルの高い受講生から ” コントラストが高すぎないか? ”
という指摘には ” 真夏のトップライトだから仕方ない ” ということです。
それよりも指摘されたのは ” 反対側ホームの人がデフ板の下に写っている ”
ということ。 これについては自分ではまったく気がつかず
このへんはさすがプロの目といったところですね。
山崎氏は同じ日の講評で誰が見ても完全無欠だったコウノくんが撮った
N700の編成写真の背景に受講者全員がまったく気づかなかったくらいの
小ぃーさく写っていた出光の赤白ローリーも見逃さず
” 強いて言えば目障り ”  と講評し、これには全員脱帽でした。
やはりさすがです!

そして、こういったことも考えながらここ1ヶ月ほど取り組んでいたのが
やはり山崎教授を招いて組織されているキャノンフォトクラブ れいるうぇいず
写真展応募写真、テーマ  ” We Love Train ”  です。
いつも乗り鉄ということで駅構内の撮影がほとんどの自分らしい写真・・・
ということで提出したのが今週の日月で撮ってきたこの写真です。
どうでしょうかネ!!































































































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再撮といわれなければいいのですが・・・