赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ライカレンズ見参!

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いやはや、まさに見参といったところである・・・

見参といって仮面の忍者赤影を思い浮かべる人は同年代だろうな 笑
 (後日注 赤影は参上だった。見参はライオン丸だ。。)

ひょんなことからE-P2に使おうとこのライカレンズを入手したのですが
まあなんせとにかく信じられないくらい常識ハズレにデカイ!!
そしてレンズの前から写真を撮ると後ろについてるカメラがボケるくらい長い。
このレンズの仕様は 14-50mm F3.8-5.6 だから広角標準ズームです。
決してこれは望遠ズームではありません。
普段使ってるPENの ED14-42mm F3.5-5.6とほとんど同じレンズなのですが・・・

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これくらい差があります。 これじゃまるで ” レンズお化け ” だっ!


こうなった理由ですが、このレンズはパナソニック製。
昨今のパナソニックはライカと提携していて自社のデジカメLUMIXのレンズに
イカの技術指導を受けライカの品質基準を満たしているということで
ほとんどのコンデジにはレンズに ” LEICA ” と記しています。
が、ことデジタル一眼のレンズとなるとライカの要求する性能はかなり高いらしく
実際にLEICAを名乗るものはほんのごく一部。
PENの規格・マイクロフォーサーズにいたっては25mmと45mmマクロがあるのみで
あってもその価格はべらぼうに高いものばかりなのです。

小型一眼レフの規格が登場する以前にフォーサーズという
ひとつ上のサイズの一眼レフの規格があり
ここにもライカレンズがほんのいくつかですが存在しています。
そしてそのいくつかのライカレンズはサイズ的に制約が少ないこともあり
そしてそれらの中には ” 隠れた銘珠 ” といわれるものがあります。
しかしそこでもでライカが要求する性能はやっぱり極めて高かったらしく
それを実現するためにはある程度のサイズと重量はしかたなかったということです。

一般サイズの一眼レフで、ちょっと大きくなっちゃったねー、というものですから
ミラーレスの小さなPENにつけたらレンズお化けになるのもムリはありません。

このフォーサーズ規格、昨今のマイクロフォーサーズブームに押され
フォーサーズ規格の機種はすっかりマイナーな存在になってしまい
このライカレンズもその例に漏れず、こともあろうにオークションで
たった2万円で展示処分品を入手してしまいました。
もっともこれをPENに使うのにアダプタを買ったのでそれだけで済んでないのですが
フォーサーズからマイクロフォーサーズにアダプターで変換しても
どちらも自社規格という理由なのか他社のレンズを使う場合とは異なり
これはとても不思議なのですが、焦点距離は倍にはならずそのまま使えます。
AFも普通に作動するし、フォーカス時も絞り開放状態でファインダーを見られます。
もちろん手ブレ補正だって作動します。
アダプターを使って他社レンズを使うときの不便がなんにもないのです!

さてさて、この夢のようなレンズでこんどは何を撮りにいこうかなぁ・・・
またまた乗りに行くのが楽しみになってきました!